2026年7月時点・静岡県東部の税込目安
外壁塗装一式の費用相場は、30坪で150万~160万円、 40坪で160万~180万円、50坪で170万~200万円です。
この金額には、足場、飛散防止シート、高圧洗浄、 下地処理、シーリング、外壁塗装、 軒天・雨樋などの付帯部塗装を含みます。 屋根塗装を同時に行う場合は、30万~50万円程度が加わる想定です。
※一般的な2階建て戸建住宅、通常の足場条件、 大規模な下地補修なしの場合の目安です。 建物の形、外壁材、目地の長さ、劣化状態、 塗料によって変動します。
30坪・40坪・50坪の外壁塗装費用
静岡県東部で一般的な戸建住宅を塗装する場合、 外壁塗装一式は150万~200万円程度が目安です。 坪数別の目安と、屋根塗装を同時に行う場合の総額は次のとおりです。
| 延べ床面積 | 面積換算 | 外壁塗装一式 | 外壁・屋根塗装 |
|---|---|---|---|
| 30坪 | 約99㎡ | 150万~160万円 | 180万~210万円 |
| 40坪 | 約132㎡ | 160万~180万円 | 190万~230万円 |
| 50坪 | 約165㎡ | 170万~200万円 | 200万~250万円 |
屋根塗装の追加費用は30万~50万円程度で計算しています。 屋根面積が大きい住宅、急勾配の屋根、 下地補修が多い住宅では、上限を超えることがあります。
外壁と屋根を一緒に施工する場合と、時期を分ける場合の違いは 「 外壁塗装と屋根塗装を同時にするといくら? 」で詳しく解説しています。
坪数と外壁塗装費が同じ割合で増減しない理由
本記事の30坪・40坪・50坪は、 1階と2階を合計した延べ床面積です。 延べ床面積は予算を考える目安になりますが、 実際に塗る外壁面積ではありません。
同じ40坪でも、建物の凹凸、外壁の高さ、 窓やベランダの数、シーリング目地の長さによって 塗装面積と作業量が変わります。
| 延べ床面積 | 平方メートル換算 | 総2階建ての一例 |
|---|---|---|
| 30坪 | 約99㎡ | 1階15坪+2階15坪 |
| 40坪 | 約132㎡ | 1階20坪+2階20坪 |
| 50坪 | 約165㎡ | 1階25坪+2階25坪 |
30坪の住宅は40坪より延べ床面積が25%小さくても、 工事費が25%安くなるとは限りません。 足場の最低費用、車両・職人の移動、養生、 現場管理、清掃などは、 建物が小さくなっても同じ割合では減らないためです。
足場代は延べ床面積ではなく、 建物の外周と高さから求める足場面積で変わります。 詳しくは 「 外壁塗装の足場代の計算例 」をご覧ください。
外壁塗装の総額に含まれる工事
外壁塗装の総額には、塗料代だけでなく、 塗る前の準備・補修・高所作業・現場管理まで含まれます。
| 工事項目 | 主な内容 | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| 足場・飛散防止 | 足場、メッシュシート | 高所作業と周辺保護に必要 |
| 高圧洗浄・養生 | 汚れの除去、窓や設備の保護 | 塗装前の基本工程 |
| 下地処理 | ひび割れ、浮き、サビなどの補修 | 建物の状態で内容が変わる |
| シーリング | 外壁目地、サッシ周辺の補修 | 目地の長さと工法で変わる |
| 外壁塗装 | 下塗り・中塗り・上塗り | 外壁3回塗りが基本 |
| 付帯部塗装 | 軒天、雨樋、破風板、水切りなど | 施工範囲により変わる |
| 現場管理・清掃 | 品質確認、片付け、廃材処分 | 工事全体に必要 |
同じ「150万円」でも、 シーリングや付帯部が含まれている会社と、 別途になる会社があります。 比較するときは、総額と工事範囲を一緒に見ることが大切です。
塗装回数については 「 外壁塗装は3回塗りが基本? 」、 目地補修については 「 外壁シーリングの劣化症状と補修方法 」をご覧ください。
塗料グレードによる価格差
40坪前後の住宅では、 シリコンと最上位の高耐久プランで、 税込総額に20万~30万円程度の差が出ることがあります。 足場や補修などの共通費用があるため、 塗料の価格差がそのまま工事総額の大差になるわけではありません。
実際に作成した4プランの比較例
次の表は、市川塗装が実際に作成した提案を 個人情報が分からない形に整理した一例です。 建物の大きさ、施工範囲、シーリング数量、 補修内容によって金額は変わります。
| プラン | 塗料の位置づけ | 耐久年数の目安 | 保証期間の例 | 税込総額 |
|---|---|---|---|---|
| A | 超高耐久フッ素 | 24年 | 10年 | 177万円 |
| B | 無機 | 20年 | 10年 | 170万円 |
| C | フッ素 | 15年 | 7年 | 158万円 |
| D | シリコン | 10年 | 5年 | 154万円 |
この例では、 シリコンプラン154万円と 超高耐久フッ素プラン177万円の差は23万円です。 耐久年数は製品の期待耐用年数を基にした目安で、 保証期間とは異なります。
初期費用だけでなく、 耐久年数で割った費用まで比較したい方は、 「 シリコン・フッ素・無機塗料の価格差と年あたり費用の比較 」をご覧ください。
各グレードの違いは 「 シリコン・フッ素・無機塗料の耐久年数を比較 」、 無機塗料の考え方は 「 無機塗料なら何でも20年持つ? 」で解説しています。
屋根塗装を含めた総額
外壁塗装と同時に屋根塗装を行う場合は、 30万~50万円程度が追加されることが多く、 40坪前後なら総額190万~230万円程度が目安です。
屋根の費用は、屋根面積、勾配、屋根材、 下塗り回数、板金やひび割れの補修内容によって変わります。 外壁と屋根を同時に施工すれば足場を共用できますが、 屋根の状態が良好なら今回は見送る選択肢もあります。
屋根上をご自身で確認する必要はありません
高所へ上がるのは危険です。 地上から見える変化や雨漏りなど、 現在気になっていることを施工業者に伝える程度で十分です。 屋根材によっては塗装が適さず、 補修やカバー工法を検討する場合もあります。
詳しくは 「 塗装できない屋根材と対処法 」と 「 屋根カバー工法の費用と施工方法 」をご覧ください。
ネットの費用相場と金額が違う理由
インターネット上の価格は、 足場・シーリング・付帯部・下地補修を どこまで含むかが統一されていません。 「外壁塗装○○万円から」という表示が、 外壁を塗る部分だけの価格になっていることもあります。
| 確認する項目 | 金額差が出る例 |
|---|---|
| 工事範囲 | 外壁だけか、足場・シーリング・付帯部まで含むか |
| 補修内容 | ひび割れ、サビ、外壁の浮きなどの補修を含むか |
| 塗料 | グレード、商品、必要な下塗りが同じか |
| 価格表示 | 税込か税別か、追加費用を含むか |
材料価格も一定ではありません。 エスケー化研株式会社は、 原材料価格などの上昇を背景に、 2026年5月11日出荷分から 水性製品15~25%、溶剤製品20~30%などの 価格改定を案内しています。 ただし、塗料代は工事総額の一部であり、 塗料価格の改定率と工事総額の上昇率は同じではありません。
見積金額に差が出る詳しい理由は 「 同じ家でも外壁塗装の見積額が違う理由 」で解説しています。
必要な工事を省かずに費用を抑える方法
費用を抑えるときは、 必要な工程を削るのではなく、 今行う工事と後で行える工事を分けます。 足場、高圧洗浄、必要な下地処理、 劣化したシーリング、規定回数の塗装は、 品質と安全性に関わります。
先送りできるかは施工業者が状態を確認します
基礎や低い塀など、 足場がなくても施工しやすい部分は、 状態と予算によって次回へ回せる場合があります。 一方、2階の雨樋、軒天、破風板、 高所のシーリングなどは、 後日行うと再び足場が必要になる可能性があります。
先送りできるかどうかは、 施工業者が外壁・シーリング・屋根・防水層などを確認して判断します。 お客様は、地上から見える変化や雨漏りなど、 気になっていることを伝える程度で十分です。
塗料は住宅を所有する期間も考えて選びます
初期費用が安い塗料が、 長期間でも最も安いとは限りません。 高耐久塗料で将来の塗り替え回数と 足場回数を減らせれば、 長期的な負担を抑えられる場合があります。
極端に安い見積もりで省かれやすい項目は 「 安すぎる外壁塗装は危険? 」で解説しています。
外壁塗装の見積書で確認したい5項目
お客様がすべての数量や施工条件を細かく調べる必要はありません。 比較や契約の前に、 次の5項目が分かる見積書かを確認してください。
- 工事範囲: 外壁、屋根、シーリング、付帯部、補修のどこまで含むか
- 使用塗料: メーカー名・商品名・塗装回数が分かるか
- 支払総額: 税込総額と、追加費用が発生する条件が分かるか
- 工期: 着工時期とおおよその工事期間が分かるか
- 保証・支払い: 保証範囲、支払い時期、支払い方法が分かるか
専門的な施工管理は業者の責任です
劣化診断、下地と塗料の適合、 標準使用量、希釈率、乾燥時間、工程管理まで、 お客様自身が計算・判定する必要はありません。 これらを業者側で管理し、 選定理由や工事内容を分かりやすく説明できる会社かどうかを 判断材料にしてください。
見積書の見方は 「 外壁塗装の見積書を無理なく比較するポイント 」で詳しく解説しています。
外壁塗装の費用に関するよくある質問
30坪とは1階部分の面積ですか?
本記事の30坪は、 1階と2階を合計した延べ床面積です。 1階部分だけで30坪ある総2階建てなら、 延べ床面積は約60坪となり、 本記事の価格帯より高くなる可能性があります。
坪数だけで正確な見積もりを出せますか?
坪数だけでは正確な金額は出せません。 建物の形、外壁面積、シーリング数量、 補修範囲などを現地で確認して正式な見積もりを作成します。
40坪で180万円を超えたら高すぎますか?
180万円を超えただけでは高いと判断できません。 高耐久塗料、多量のシーリング、 下地補修、屋根塗装などが含まれていれば、 180万円を超えることがあります。 総額と工事範囲を合わせて確認してください。
無機塗料や高耐久塗料なら必ず20年以上持ちますか?
必ず持つとは限りません。 製品、下地、立地、施工品質に加え、 シーリングや付帯部の耐久性でも変わります。 施工業者がメーカー仕様に基づいて選定・施工し、 耐久年数の根拠を説明できることが大切です。
まとめ|坪数別の総額と工事範囲を一緒に確認
2026年7月時点における静岡県東部の外壁塗装一式は、 30坪で150万~160万円、 40坪で160万~180万円、 50坪で170万~200万円 が一つの目安です。 屋根塗装を同時に行う場合は、 30万~50万円程度が加わります。
坪数は予算を考える入口です。 正式な金額は、外壁面積、シーリング数量、 下地補修、付帯部、塗料プランを確認して決まります。 必要な工事と待てる工事は施工業者が判断し、 理由とともに説明することが大切です。
ご自宅に合う費用と塗料プランをご案内します
建物の状態と今後の使用予定に合わせて、 耐久性の異なる4つの塗料プランをご案内します。 当社が状態を確認し、 今回必要な工事と待てる工事を分かりやすくご説明します。
外壁塗装の費用を相談する














































AKIHIKO ICHIKAWA