外壁サイディングのリフォームでクリア塗装をおすすめされたら

サイディングの塗装工事とは、外壁の塗装工事と同じことですが、ある色で塗り潰しを行うような通常の塗装ことは異なる「クリア塗装」という塗装方法があります。

この塗装方法は、元のデザインをそのまま活かしたいという方におすすめの塗装方法です。

しかし、クリア塗装を選ぶに際し、いくつかの注意点もありますので、施工できる条件をクリアできていたら、是非検討してみてください。

クリア塗装するとどうなる？

クリア塗装は、その名の通り、無色透明な塗料を使用して塗装する方法です。

元の下地が透けて見えることから、外壁材表面の素材や風合い、手触り、木目調、石目調などのデザインを楽しみたい方に向いている塗装方法です。

通常の外壁塗装工事では、外壁材の表面を同じ色で塗り潰すようなイメージの塗装になりますが、クリア塗装で施工すると、元のサイディングの複雑なデザインや多彩な色などもそのまま残すことができます。

さらに、表面を保護し、艶出しや手触りの良さなどもそのまま残るため、クリア塗装した後のサイディングの見た目もあまり違和感なく感じられます。

なぜクリア塗装がいいのか？

今お住まいの外壁材がサイディングで、そのデザインや色、素材などがお気に入りで変えたくないということであれば、クリア塗装がおすすめです。

新しい色で全て塗り潰してしまうような塗装方法を採用すると、以前の印象が全くなくなってしまうことがあるからです。

また、艶のあるタイプやUVプロテクト仕様のクリア塗料もラインナップされています。

クリア塗装に使用されている塗料は、耐久性が高い製品が多く、シリコン、フッ素、無機などのハイグレードな塗料にもクリアタイプが用意されていますのでご安心ください。

函南町の外壁塗装ガイド

比較的新しいサイディングならクリア塗装が可能

クリア塗料による塗装工程は、下塗りが必要ありません。色をつける必要がないので、下塗り工程が必要ないというケースが多くなります。

そのため、施工可能な条件を満たしていれば、施工価格を低く抑えられる場合があります。

どのクリア塗装にも必要な条件といえば、新築から10年程度で、サイディングの表面の風化や劣化が少なく、目立った汚れや傷がない、といった点が大きなポイントです。

その他、目地部分のコーキングには塗装できない点や特殊なコーティング（光触媒、無機、フッ素）が施されたサイディングには塗装できないなどの細かい条件もあります。

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