外壁塗装の施工例　三島市東大場

ホームページを見てご依頼を頂きました。県外のお住まいのお客さまで、賃貸で貸している住宅です。外壁は、モルタル壁でひび割れが確認できました。外壁や雨戸の色あせと、破風や鼻隠しなどの付帯部に使用されている木部の塗膜がはがれていました。木部の剥がれ部を綺麗に剥がして、木部用下塗り後に仕上げ塗装を行いました。

外壁は全体に色あせが見受けられます。また、雨といを支える内側の板を鼻隠しと呼びますが、この部分が木製のため、含水、乾燥の繰り返しで塗膜の剥がれが生じていました。木部はよく水を吸い呼吸をする材質なので、この部分は塗装があまり長持ちしませんん。施工方法は、浮き塗膜を剥がして、木部用下塗り塗料で表面を強固にしてから仕上げ塗装を行っていきます。

高圧洗浄は、外壁や屋根の塗装面にこびりついたカビや汚れを高圧の水洗いによって洗い落として、塗料の接着をよくするために行います。ガソリンエンジン式の機械を通して、高圧の水で洗い落とします。音は少々・・ですが、汚れはエンジン式の方が圧力が強いのでしっかり汚れを落とせます。

外壁に触ると手にチョークのような粉が付くことをチョーキングと言います。外壁の塗り替えのサインと言われています。チョーキングの粉を水洗いでよく落とさなければ、塗装がはがれる原因となる恐れがあります。

外壁塗装では、ほとんどの場合塗装専用のローラーで施工します。ローラー塗装は、摩擦によって直接塗料を乗せ、無駄に塗料が飛び散ることがなく、確実に塗れるというメリットがあります。住宅地など近隣が隣接しているケースが多いことから塗料飛散を防ぐためにもローラーが主流となっています。外壁の凹凸が深くローラーでは塗れない場合は、吹き付け塗装を行う場合もあります。

ここ数年、フッ素塗料や無機塗料などに代表される高耐久塗料などが普及してきました。３回塗りが基本となりますがサイディングなどの外壁材の状態に応じて４回以上塗装する場合もあります。

ここで大切なのは塗る回数よりも塗布量がしっかりと守られているかがどうかです。回数を重ねても１回の塗布量が少なければ意味がありませんね。

木は水分を含んでおり、気温や湿度の変化によって絶えず吸収と放出を繰り返し、木材自体も それに合わせて常に伸縮しています。従って、木部、特に温度や湿度の変化が著しく、紫外線の当たる個所は最も劣化しやすい部位です。 適切な塗料を選択し適切に下地処理をしなければ塗装してもすぐに剥がれます。 適切な塗料を塗装しても、既存塗膜にその機能がなければ十分にそれらの機能を発揮できません。ご予算があるようでしたら、木製の破風板などは板金材で包んでしまう工事をお勧めします。板金工事もお請けいたします。

このたびは弊社にご依頼いただき誠にありがとうございました。今後とも末永く、市川塗装を宜しくお願いいたします。
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