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清水町のベランダ防水
トップコートの塗り替えだけで済むベランダ防水
ベランダ防水では、さまざまな施工法が存在し、10~20年程度は期待する防水性能を発揮します。しかし、経年劣化で早期に防水性や耐久性が低下すると、雨漏りが発生しやすくなります。
防水層がしっかりと機能しているなら、表層のトップコートの塗り替えだけでも重要なメンテナンスとなります。今回は、トップコートの塗り替えだけで済むベランダ防水について解説します。
主要な防水工事は耐用年数10年以上
ベランダ防水でよく採用されている防水工事といえば、FRP、ウレタン、シートなどの防水工法です。最も耐用年数が短いFRP防水でも10~12年、ウレタン防水でも10~14年の耐用年数があります。
アスファルト防水なら、20年以上も持つことがありますが、定期メンテナンスを実施することが前提での耐用年数です。
戸建て住宅のベランダ防水では、ウレタン防水やFRP防水が主流です。防水層の上にある床には「トップコート」と呼ばれるグレーやグリーンの塗料が塗装されています。
トップコートには、紫外線の影響を遮り、防水層を保護する重要な役割があります。
防水層に10~15年の耐用年数があるのも、トップコートのおかげです。トップコートは経年劣化が早くなっていますが、熱や紫外線の影響を受けても、塗り替えで元の保護機能を取り戻して防水層を保護しています。
トップコートは5年に一度の塗り替えを
トップコートを見て、色あせ、ひび割れ、水溜まりの発生、苔や藻の繁殖などを見かけたら、5年以内であってもトップコートの塗り替えが行われます。
トップコートの塗り替えは1日で完了し、ポリエステル系やウレタン系の専用塗料で塗装しています。
施工単価は1平米あたり1500~3000円程度です。防水層によってもトップコートに使う塗料の種類が異なりますので、専門業者にベランダ・バルコニーのトップコートの塗装を依頼してください。
10平米以下のベランダ・バルコニーなら2~5万円の予算で施工可能です。
伸縮性の高いウレタン系トップコート
新築時に採用されているトップコートは、低単価のポリエステル系です。
経年劣化で硬化し、割れやすくなっています。トップコートの塗り替えには不向きで再塗装の場合は、ポリエステル系ではなく、ウレタン系のトップコートが採用されています。
ウレタン系のトップコートは、伸縮性が高く、施工後のひび割れが少ないというメリットがあります。
その分施工単価がアップしますが、FRPやウレタン以外にもゴムシートなどの防水層とも相性がよく、塗装後のトラブルも少なくなっています。