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遮熱塗料で室温は下がる?効果が出やすい屋根と住宅条件

公開日:2026年09月12日 カテゴリー:塗料選び・施工品質

 

遮熱塗料を屋根に塗ると、太陽光を反射して屋根表面の温度上昇を抑えられます。 ただし、屋根表面の温度が大きく下がっても、室温が同じ幅で下がるわけではありません。 一般的な戸建て住宅では差が小さく、体感できないこともあります。 一方、屋根裏のない金属屋根など、屋根の熱が室内へ伝わりやすい建物では効果を感じやすくなります。

遮熱塗料で室温は何℃下がる?公的データと現場感

遮熱塗料には屋根表面の温度上昇を抑える効果がありますが、室温が必ず何℃下がるとは言えません。 室内への影響は、屋根材だけでなく、小屋裏の広さ、断熱材、換気、窓、日当たり、冷房の使い方によって変わるためです。

屋根表面温度と室温は同じではありません

環境省の平成21年度環境技術実証事業では、東京都の床面積1,000㎡・鉄骨造のモデル工場を想定した数値計算で、 屋根表面温度は55.1℃から47.6℃へ7.5℃低下した一方、自然室温は45.3℃から43.5℃となり、 温度上昇を1.8℃抑える結果でした。

屋根表面温度

55.1℃ → 47.6℃
7.5℃低下

自然室温(冷房なし)

45.3℃ → 43.5℃
温度上昇を1.8℃抑制

屋根表面が7.5℃下がっても、室温が7.5℃下がるわけではありません。 また、この数値は一般住宅の平均的な実測値や保証値ではなく、条件を設定したモデル工場の数値計算です。

出典: 環境省「平成21年度環境技術実証事業 実証試験結果報告書」 (2010年3月)

遮熱塗料で変わるもの・直接は変わらないもの

遮熱塗料の影響の考え方
項目 考え方
屋根表面温度 日射の吸収が減るため、温度上昇を抑えやすくなります。
室温 建物条件によって下がる可能性がありますが、屋根表面温度と同じ幅では下がりません。
体感する暑さ 天井から受ける放射熱が減る建物では、室温差が小さくても暑さが和らぐ場合があります。
室内湿度 遮熱塗料は室内の水分を取り除くものではないため、湿度を直接下げる機能はありません。
冷房負荷 屋根から入る熱の割合が大きい建物では、低減する可能性があります。
電気代 建物、設備、運転時間、季節などによって変わるため、一律の削減額は示せません。

市川塗装が現場で聞く反応

戸建て住宅では「はっきり涼しくなった」とまでは感じない方もいます。 一方、屋根裏のない工場では、中で作業する方から「暑さが和らいだ」と聞くことがあります。 これは個別のお客様から伺った感想であり、統計調査やすべての建物に共通する結果ではありません。

遮熱塗料は効果がない?屋根表面温度ほど室温が下がらない理由

「屋根表面は下がったのに、室内では大きな差を感じない」という結果は、遮熱塗料が効いていないことを意味しません。 屋根から室内までの間には、小屋裏、通気層、断熱材、天井があり、さらに窓や外壁など別の熱の入口があるためです。

遮熱塗料が温度上昇を抑える仕組み

遮熱塗料は、近赤外域を含む太陽光を反射し、屋根に吸収される太陽エネルギーを減らす塗料です。 まず屋根表面の温度上昇を抑え、その結果として屋根の裏側、小屋裏、室内へ伝わる熱を減らします。

  1. 太陽光
  2. 屋根表面
  3. 屋根裏面
  4. 小屋裏
  5. 断熱材・天井
  6. 室内

遮熱塗料が直接働くのは、この流れの最初にある屋根表面です。 断熱材が十分に入っている住宅では、もともと屋根から室内へ届く熱が少ないため、塗装後の室温差も小さくなりやすいと考えられます。

屋根表面温度・室温・体感・湿度は別のものです

温度・体感・湿度の違い
項目 意味
屋根表面温度 屋根材の表側の温度です。直射日光、色、風、測定時刻の影響を強く受けます。
室温 室内空気の温度です。窓、外壁、換気、冷房、間取りなども影響します。
放射熱・体感 熱くなった天井や壁から人体へ伝わる熱です。 室温差が小さくても、天井からの熱が減ると暑さが和らぐ場合があります。
室内湿度 相対湿度は室温にも影響されます。 遮熱塗料が室内の水分を排出・除去するわけではありません。 空気中の水分量が同じまま室温だけが下がると、相対湿度の表示が上がることもあります。 湿気対策が必要な場合は、遮熱塗料とは分けて換気や除湿を検討します。

冷房を使う場合と使わない場合では現れ方が変わります

冷房使用時・未使用時に現れやすい変化
使い方 現れやすい変化
冷房を使わない 日中の室温上昇、天井付近の熱、暑さのピークが抑えられる可能性があります。
冷房を使う 冷房の稼働時間や消費電力量、室温の戻り方に変化が出る可能性があります。

遮熱塗料を塗れば、冷房の設定温度を必ず何℃変えられる、または電気代が必ず何%下がるとは言えません。 外気温、日射、建物の構造、室内の利用状況などにも左右されます。

遮熱塗料の効果が出やすい屋根と住宅条件

効果を感じやすいのは、日射を強く受け、屋根で受けた熱が室内へ伝わりやすい建物です。 逆に、屋根と室内の間で熱が十分に遮られている住宅や、暑さの主因が窓にある住宅では、室温への影響は小さくなります。

遮熱塗料の効果を感じやすい建物と感じにくい建物の条件比較
遮熱塗料の影響は、屋根と室内の距離、断熱、換気、日当たり、窓などの条件で変わります。
小屋裏と断熱材がある戸建て住宅の構造を示した説明図
小屋裏と断熱材がある戸建て住宅の説明図(イメージ)
屋根裏がなく室内に近い工場の金属屋根を示した説明図
屋根裏がなく、屋根の熱が伝わりやすい金属屋根の工場を示した説明図(イメージ)

屋根と室内の距離

屋根裏がない、または小屋裏が狭く、屋根と室内が近い建物ほど屋根からの熱の影響を受けやすくなります。 一方、勾配屋根の下に十分な広さの小屋裏がある住宅では、屋根と居室の間に距離があるため、影響が小さくなりやすい傾向があります。

断熱・通気

断熱性能が低い、断熱層や通気層が少ない金属屋根などでは、遮熱による変化が現れやすくなります。 断熱材と通気層が適切に設けられ、小屋裏換気も機能している住宅では、屋根から室内へ伝わる熱はもともと抑えられています。

居室の位置

最上階のリビングや寝室など、屋根直下の部屋は屋根からの影響を受けやすくなります。 主な居室が1階にあり、その上に別の階がある場合は、上階が熱の緩衝帯となるため、屋根塗装による室温変化は小さくなることがあります。

日当たり

日中に長時間直射日光を受ける屋根では、遮熱塗料の役割が大きくなりやすい傾向があります。 一方、周囲の建物や樹木などによって日陰になる時間が長い屋根では影響が小さくなります。

屋根の構造

屋根と室内が近い低勾配の金属屋根などでは、屋根で受けた熱が室内へ伝わりやすくなります。 屋根材に厚みがあり、通気層や断熱層が設けられている構造では、室内への熱の伝わり方は小さくなります。

窓からの日射

大きな窓が少なく、屋根から入る熱の影響が相対的に大きい住宅では、屋根の遮熱対策が生きやすくなります。 一方、西向きの大きな窓などから強い日射が入る場合は、屋根だけを対策しても暑さが十分に改善しないことがあります。

暑さの原因が屋根か窓かで、優先する対策は変わります

夕方に西側の部屋だけが特に暑い、大きな窓の近くで強い熱を感じる場合は、窓の日射対策を優先した方が変化を感じやすいことがあります。 一方、最上階の天井全体から熱を感じる、日没後も小屋裏の熱気が残る、屋根裏のない金属屋根である場合は、屋根からの熱の影響が大きい可能性があります。

どちらの影響が大きいかは、方角、窓面積、ガラス、庇、断熱、間取りなどを含め、市川塗装が現地調査で確認して判断します。

沼津・三島・富士・御殿場周辺でも建物ごとに判断します

同じ静岡県東部でも、沿岸部と標高の高い地域では夏の暑さや日射条件が異なります。 ただし、地域名だけで遮熱塗料の要否が決まるわけではありません。 日当たり、屋根構造、断熱、小屋裏、居室、窓などを確認し、その建物で屋根から入る熱がどの程度影響しているかを判断します。

屋根材ごとに異なる遮熱塗装の注意点

遮熱性能を比べる前に、その屋根が塗装できる状態か、そもそも塗装が必要な材質かを確認します。 下地に合わない施工をすると、遮熱性能以前に剥がれや不具合につながります。

表は左右に動かせます。

主な屋根材と市川塗装が確認するポイント
屋根材 遮熱効果の見方 施工前に業者が確認する主な内容
金属屋根 屋根裏や断熱層が少なく、室内と近い構造では影響が出やすい。 さび、穴、既存塗膜、断熱材、通気層、室内までの距離。
化粧スレート 塗装可能な状態なら選択肢になるが、小屋裏・断熱条件によって室温への影響は変わる。 製品名、割れ、層間剥離、反り。初期のノンアスベスト屋根を一律に「塗装不可」とは判断しない。
モニエル瓦 厚みがあるため、室温への影響は金属屋根より小さい可能性がある。 スラリー層の状態、適合する下塗り材、メーカー指定の塗装工程。
セメント瓦・厚型瓦 屋根材の厚みによって、室温差が小さい場合がある。 表面劣化、割れ、吸い込み。遮熱だけを理由に耐久性が延びるとは断定しない。
陶器瓦・粘土瓦 一般に、表面保護を目的とした塗装を必要としない。 屋根塗装ではなく、窓・外壁・断熱・換気など別の暑さ対策を検討。
アスファルトシングル 美観や遮熱性の付与を目的に塗る選択肢はあるが、塗装が必須とは限らない。 製造元の仕様、塗料の適合性、劣化状態、将来の重ね葺き。

屋根材そのものが割れや層間剥離を起こしているなど、塗装で健全な下地を作れない場合は、遮熱塗料では直せません。 塗装できない屋根の見分け方 を確認し、必要に応じて 屋根カバー工法 や葺き替えを検討します。

遮熱塗料の試験データは「何の温度か」で意味が変わる

「最大○℃低下」という数字は、屋根表面、屋根裏面、自然室温、冷房中の室温など、何をどの条件で比べた値かによって意味が変わります。 市川塗装では試験条件や測定項目を確認し、お客様には判断に必要な部分を分かりやすく説明します。

遮熱塗料の試験データで使われる主な指標
指標 分かること
日射反射率 太陽から受けるエネルギーを塗膜がどれだけ反射するか。
屋根表面温度 屋根材表面の温度上昇をどれだけ抑えたか。
自然室温 冷房を使わない条件で室温上昇をどれだけ抑えたか。
作用温度 室温と、周囲の面から受ける放射熱を考慮した計算上の温度。
冷房負荷 設定条件下で室温を保つために必要とする冷房の熱量。

環境省の実証報告書に見る、表面温度と室温の差

環境省の平成21年度環境技術実証事業では、スズカファイン「1液ワイドシリコン遮熱」について、 東京都のモデル工場を想定した数値計算が示されています。 比較基準は原則として灰色(N6)の一般塗料です。

表は左右に動かせます。

東京都のモデル工場における計算例
項目 一般塗料 → 遮熱塗料 差・低減率
屋根表面温度 55.1℃ → 47.6℃ 7.5℃低下
自然室温(冷房なし) 45.3℃ → 43.5℃ 温度上昇を1.8℃抑制
作用温度 45.3℃ → 43.4℃ 1.9℃低下
冷房負荷(8月) 一般塗料との比較 2.7%低減
冷房負荷(6〜9月) 一般塗料との比較 3.5%低減
冷暖房負荷(期間空調) 東京都の年間計算 0.0%低減

出典: 環境省「平成21年度環境技術実証事業 実証試験結果報告書(1液ワイドシリコン遮熱)」 (2010年3月、確認日:2026年9月12日)

工場・店舗などで効果を検証する場合

一般の戸建て住宅で、お客様が施工前後の温度を細かく測定する必要はありません。 工場や店舗などで省エネ効果を検証したい場合は、施工前後で測定位置と時刻をそろえ、 外気温、日射、風、冷房設定、窓の開閉、室内の人数や機器使用などの条件も記録します。 単日の最高温度だけでなく、複数日の傾向や消費電力量を比較すると判断しやすくなります。

遮熱塗料は色・日射反射率・施工品質で選ぶ

市川塗装では、商品名に「遮熱」と書かれているかだけでなく、実際に選ぶ色の日射反射率、汚れにくさ、 耐候性、屋根材に合う塗装仕様を確認します。 同じ製品でも色によって反射率は変わるため、 外観と性能のバランスを説明したうえでご提案します。

濃色の遮熱塗料より、明るい一般塗料が反射することもあります

一般に、白に近い明るい色ほど日射反射率は高くなりやすい傾向があります。 そのため、明るい色の一般屋根用塗料が、黒や濃紺など濃い色の遮熱塗料より高い日射反射率を示すことはあり得ます。

一方、同程度の明るさで比較すれば、遮熱塗料は近赤外域の反射率を高めるよう設計されているため、一般塗料より有利になる場合があります。 屋根が外から見えにくく遮熱を優先するなら白系も候補ですが、外観との調和や汚れも考え、明るめのグレーなどを含めて比較します。

市川塗装が製品選定時に確認する主な規格・指標

以下は施工業者側で、製品選定時に確認する主な規格・指標です。 お客様が規格書やメーカー資料を細かく読み込む必要はありません。

  • JIS K 5675「屋根用高日射反射率塗料」 :屋根用高日射反射率塗料に関する製品規格。
  • JIS K 5603「塗膜の熱性能―熱流計測法による日射吸収率の求め方」 :塗膜の日射吸収率を熱流から求める試験方法。
  • 日射侵入比 :日射によって塗膜に生じる熱のうち、内側へ通過する熱量を比較する指標。 そのまま室温の低下量を示す数字ではありません。

日本塗料工業会「遮熱塗料(屋根用)自主管理」 も、製品を確認する材料の一つです。 ただし任意の制度であり、登録の有無だけで実際の室温低下を保証するものではありません。

汚れ・劣化・施工方法も遮熱性能に関わります

塗膜表面が汚れると、施工直後と同じ反射性能を発揮しにくくなる可能性があります。 そのため低汚染性や耐候性も、遮熱性能を長く維持するうえで確認したい項目です。

また、カタログ上の性能が高くても、下地処理、下塗り材、塗布量、塗り回数、乾燥時間などが適切でなければ性能を十分に引き出せません。 これらは施工業者が確認・管理する専門事項です。 メーカーが定める塗装仕様を守ることが基本になります。

耐久性の違いも含めて比較する場合は、 シリコン・フッ素・無機塗料の耐久年数比較 も参考にしてください。

遮熱塗料・通常塗料・別の暑さ対策はどう選ぶ?

「暑さの原因」「屋根の状態」「塗り替え時期」「期待する変化」を整理して選びます。 遮熱塗料が向く条件でも、通常塗料との費用差に見合うかは別に検討します。

遮熱塗料を選ぶ前に、暑さの原因・屋根の状態・塗装可否・塗料や費用差を順番に確認する判断フロー

暑さの原因と屋根の状態を施工業者が確認し、塗装以外の方法も含めて比較します。

遮熱塗料が候補になるケース

夏の暑さに困っており、屋根の塗り替え時期で、屋根から入る熱の影響が大きい建物です。 屋根裏のない金属屋根や、屋根直下に居室がある建物などが代表例です。

通常塗料も候補になるケース

暑さに困っていない、断熱や換気が十分で屋根からの熱の影響が小さい、 または遮熱仕様との費用差に対して得られる効果が小さいと考えられる場合です。

窓対策を優先する場合

西日や大きな窓から強い日射が入る場合は、外付けシェード、すだれ、遮熱性のあるガラス、内窓などを建物条件や製品仕様に合わせて検討します。

断熱・換気を優先する場合

断熱材の不足や小屋裏換気の不具合が暑さの主因と考えられる場合は、遮熱塗装と併用するのか、断熱・換気改善を優先するのかを比較します。

カバー工法・葺き替えを検討する場合

屋根材の割れ、層間剥離、下地の劣化などで塗装できない場合は、遮熱塗料で覆うのではなく、屋根そのものの改修を検討します。

外壁側の対策も比較します

屋根よりも外壁や窓からの日射の影響が大きい場合は、屋根の遮熱塗装だけに限定せず、外壁の塗装仕様と開口部対策を分けて検討します。

太陽光パネルがある屋根

日当たりのよい屋根面が太陽光パネルで広く覆われていると、パネル下の屋根は直射日光を受けにくくなります。 そのため、露出している屋根面だけに遮熱塗料を施工しても、費用に対する効果が小さい場合があります。 パネルのない面積、方角、屋根構造、メンテナンス時の取り扱いなどを含めて判断します。

市川塗装が提案時に整理する6つの要素

  1. 困りごと: 最上階が暑い、冷房が効きにくい、工場内の作業環境を改善したいなど、目的を整理します。
  2. 主な熱の入口: 屋根、窓、西日、外壁、小屋裏換気など、どこからの影響が大きいかを確認します。
  3. 屋根材と劣化状態: 塗装可能か、補修で済むか、カバー工法・葺き替えが必要かを判断します。
  4. 建物条件: 屋根形状、小屋裏、断熱、換気、居室、日陰、太陽光パネルなどを確認します。
  5. 塗料と色: 日射反射率、低汚染性、耐候性、下塗りを含む塗装仕様を比較します。
  6. 期待する変化と費用差: 室温を保証するのではなく、どの程度の変化を期待するのかと費用差のバランスを整理します。

これらは市川塗装が現地調査と提案時に確認する内容です。 お客様に専門的な診断や施工管理、細かなチェックをお願いするものではありません。

屋根塗装そのものについては 屋根塗装のサービス案内 、外壁と同時に行う場合は 外壁塗装と屋根塗装を同時に行う費用 をご覧ください。 工場・倉庫については、住宅とは構造や空調条件が異なるため、 工場・倉庫の塗り替え もご覧ください。

まとめ:室温の数字より、屋根から入る熱の大きさで判断する

遮熱塗料は、屋根表面の温度上昇を抑える塗料です。 しかし一般的な戸建て住宅では、屋根と室内の間に小屋裏や断熱材があり、窓からも熱が入るため、室温差は小さく体感できないことがあります。

効果を感じやすいのは、屋根裏がない・狭い、断熱や通気層が少ない、屋根直下に居室がある、 強い日射を受けるなど、屋根の熱が室内へ伝わりやすい建物です。

一方、暑さの主因が窓や断熱不足、換気にある場合や、屋根自体が塗装できない状態である場合は、 遮熱塗料以外の対策を優先した方がよいことがあります。 市川塗装では、通常塗料、窓対策、断熱・換気改善、屋根カバー工法なども含めて比較します。

遮熱塗料が合う屋根か、現地で確認します

屋根材の状態だけでなく、小屋裏、断熱、日当たり、窓の影響、ご希望を確認したうえで、 遮熱塗料・通常塗料・塗装以外の方法を比較してご案内します。

屋根の暑さ対策を相談する

遮熱塗料と室温についてよくある質問

遮熱塗料と断熱塗料は同じですか?

同じではありません。 遮熱塗料は主に太陽光を反射して表面温度の上昇を抑え、 断熱塗料・断熱材は熱が伝わる量を抑える考え方です。 両方の機能をうたう製品もあるため、名称だけでなく試験方法、数値、適用部位を確認して判断します。

屋根の塗り替え時期でなくても、遮熱塗料だけを施工できますか?

屋根の状態と既存塗膜に問題がなければ、施工できる場合はあります。 ただし、足場、洗浄、下地処理が必要になるため、通常は屋根の塗り替え時期に合わせた方が費用を抑えやすくなります。 暑さだけが悩みで塗り替え時期ではない場合は、窓や換気など別の対策も比較します。

遮熱塗料を塗ると冬は寒くなりますか?

冬も日射を反射するため、建物条件によっては日射熱の取得が減り、暖房負荷が増える可能性があります。 一方、断熱性能が高い住宅や日射の少ない屋根では影響が小さい場合もあります。 夏だけでなく年間の建物の使い方を含めて判断します。

参考資料

PROFILE
プロフィール写真
市川 明彦
AKIHIKO ICHIKAWA
1級建築塗装技能士・2級建築士|複数の職場で建築塗装・建物メンテナンスの経験を積む。雨漏り診断士・戸建住宅劣化診断士・窯業サイディングメンテナンス診断士の資格も保有。現場で得た知識や判断基準を分かりやすく公開し、誠実な情報発信に取り組んでいる。
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