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富士宮市のコーキング工事
サイディングの目地部分のコーキング工事で使うコーキング材について
サイディングボードの目地部分には、雨水の浸入やサイディングボード同士の衝突を防ぐために、コーキング材が充填されています。コーキング材には柔軟性や防水性があり、耐用年数内なら正常に機能しています。
しかし、自然災害が起こったり、耐用年数を過ぎたりすると、コーキング材も劣化し、裂け目や隙間ができてしまいます。そのような状態になったら、外壁材や建物を傷める原因にもなりますので、コーキング工事が必要となるでしょう。
今回はコーキング工事で使用されているコーキング材に焦点を当ててご紹介していきます。
塗料と同じような1液型と2液型
塗料にも1液型と2液型があるように、コーキング材も同じような種類に分かれています。1液型は1種類で使用できますが、2液型は使用前に主剤と副材を混合して使用します。1液型は取り扱いが容易ですが、乾燥時間が長くなってしまいます。性能が高いのは、2液型のほうです。
2液型は、使用前に混合する必要があり、コーキング材の内部からの乾燥が早いので、施工の難易度が上がってしまいます。コーキング工事の専門業者でなれば、2液型の取り扱いができない場合もありますので注意が必要です。
多くの現場では、1液型と2液型を補修箇所や劣化状態に応じて使い分けています。例えば、補修箇所が少ない場合は1液型を使っています。外壁材全体のコーキング工事となった場合は2液型を使用しています。
1液型と2液型には、上記のような違いがありますので、コーキング工事にも高い技術や経験が必要であることがわかります。
容器はカートリッジ式と丸缶
コーキング材の容器には、カートリッジ式と丸缶の2種類があります。カートリッジ式の容器は、丸缶よりも作業しやすいようになっています。
カートリッジ式の場合は、ガンに取り付けて使用するため、作業しやすいように細長い筒状の容器になっています。カートリッジ式に入るコーキング材の容量が少ないので割高になってしまうのがデメリットです。
ホームセンターでも売っていますので、DIYでも使用しやすい容器だと考えてください。しかし、1液型しか使えないという制限があります。
カートリッジ式は、丸缶よりも単価が高く、施工範囲が広くなると施工単価に反映されるため、コーキング工事の費用が高くなる傾向があります。
コーキング工事の専門業者の多くは、施工単価を安くでき、なおかつ高い性能を持つ2液型の丸缶を使っています。