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オートンイクシード
最近では、フッ素や無機塗料などの超耐久塗料も、一般的な戸建て住宅にも使われるケースが増えています。これらの高機能性塗料の耐久年数は、30年もあります。外壁塗装工事では、塗料選びがメインですが、外壁目地にあるシーリング材にも注目しているでしょうか?
実は、塗料よりも重要になるのが、シーリング材の選択です。そこで今回は、超高耐久シーリング材として有名な「オートンイクシード」をご紹介します。
シーリング材の役割
シーリングとは、外壁材のジョイント部分に見られるゴム製の目地材です。地震や揺れによる外壁の動きに対応してその力を逃がす役目と防水性と気密性を保つ重要な役目を果たしています。サイディング壁やALC壁によく使われているシーリングは、本当の意味で建物を雨風から守っている重要な部分だといえるでしょう。
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新設したシーリング材
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破断しているシーリング材
シーリング材の耐用年数
一般的なシーリングの耐用年数は、7年~8年程度です。しかし、汎用のシーリング材の防水機能を考慮すると、約5年程度が耐久性の限界で、耐用年数に合わせて5年おきに補修工事を実施する計画が一般的です。
とはいえ、20年もの耐久性を有する高額な外壁塗料を使っても、シーリングの打ち替えのためだけに5年毎に足場を組み補修工事をやらないといけない、というのは矛盾しています。しかし、少し前までは、超高耐久塗料に対応したシーリング材がなく、やむを得ず頻繁に汎用のシーリング材で打ち替え工事を行うところが多かったようです。
現在では、「オートンイクシード」のような、耐久年数が30年もある優れたシーリング材が登場しています。新しい超高耐久シーリング材は、2016年頃から普及し始めた商品で、その名称をまだ知らない他社業者さんも多いようです。
お住まいに使われているシーリング材を知るには、見積書を確認してください。見積書に「ウレタン、変性シリコン」などの記載があれば、汎用のシーリング材で、5年程度での補修が必要になるかもしれません。
シーリング材の劣化・損傷の原因
シーリング材は、経年により亀裂、破断、剥離などの劣化現象進み、正常に働かなくなります。代表的な劣化原因は下記の3つです。
- 形を柔らかくするために配合されている可塑剤の硬質化
- 強風や地震による住宅外壁の伸縮や振動
- 紫外線・水分・熱による表面劣化
長持ちするシーリング材に必要な2つの耐性
劣化現象が同時発生すると、損傷は「加速的」に進行し、シーリング材は想像を超える速さでその「役割」を終えます。役割をできる限り長く継続させるには、劣化・損傷に強い「耐性」のシーリング材を選定することが重要です。
- 長期に柔軟性(伸縮性)維持に必要な耐久性
- 長期に美観(意匠性)維持に必要な耐候性
長持ちするシーリング材は、柔軟性を長期間維持する「耐久性」と紫外線に負けない「耐候性」の両方を持ち合わせています。
オートンイクシード 2つの「耐性」を検証
亀裂・剥離を長期間抑制する「耐久性」をテスト
「耐ムーブメント力」と「接着力」にこだわり、これまでにない圧倒的な「高耐久性」を実現しています。クリアできないと言われていた、過酷な耐久性テスト「圧縮30%拡大30%伸縮繰り返し×4,000回」を「3サイクル」(計12,000回)を行い、「異状なし」という結果です。
太陽光や降雨から美観を守る「耐候性」をテスト
シーリング材が自然環境から受ける紫外線や熱、水分などの劣化因子に対する耐性を耐候性試験器(SWOM)で検証しています。人口的に厳しい外部環境を再現し、長時間に渡るテストを実施しました。過酷なテスト条件下で「6,000時間」突破し、驚異的な「高耐候性」を実証しています。
性能のまとめ「性能マトリックス」
マトリックスの「耐久性」と「耐候性」を見ると、高い位置で両立していることが一目瞭然です。
外壁塗料とシーリング材の相性も重要!
塗料メーカーのほとんどが、シーリング材の上への塗装ではなく、塗装終了後にシーリングを施工する、「後打ち」を推奨しています。その理由は。塗料メーカーでは、全ての他社シーリング材との密着テストを行っているわけではないからです。万が一塗装が剥がれても責任が持てないので、塗料と密着させない「後打ち」を推奨しています。
いくら高品質な塗料やシーリング材の組み合わせでも、それぞれの相性が悪いとシーリング材の上に塗装した塗膜が早期に剥がれるトラブルが発生します。高品質な塗料とシーリング材の選定、さらにそれぞれの相性まで熟知した業者に施工を依頼すると、塗料もシーリング材も両方期待するような高い性能を発揮します。
弊社では、使用する塗料とシーリング材の密着テストを行い、安全性が確認できたものに限定して使用しています。 塗料に関するご相談はもちろん、超耐久シーリング材に興味のある方は、下記までご連絡ください。