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富士市のサイディングリフォーム
サイディングにリフォームは必要?費用や注意点などを解説
最近よく選ばれている外壁材といえば、モルタルよりもサイディングです。
新築時にサイディングを選ぶ方もいますが、リフォームでサイディングに張り替えしたいと考える方も増えています。サイディングの張り替えは、大規模リフォームになり、思ったよりも費用がかかります。
今回は、気になるサイディングのリフォームについて解説していきましょう。
サイディングにはリフォームが必要です!
サイディングは、取り扱いが容易な板状の外壁材です。セメントや金属などを材料をして工場で同じ品質で製造生産されています。完成したサイディングは、現地まで運搬し、釘や金具を用いて外壁に取り付けて外壁材として使用します。
サイディングは一枚の板になっているので、目地などの継ぎ目部分は、コーキングを充填して隙間をしっかりと塞ぎ、ズレや雨水の浸入などを防いでいます。
サイディングは、耐久性がそこそこある上に、色やデザインなどのバリエーションが豊富です。モルタル外壁よりも低価格で、好みのサイディングを選ぶことができるので、同じようなデザインなら将来のメンテナンス性を考えて低価格のサイディングを選ぶ傾向が強くなっています。
サイディングは、10年に一度の塗装メンテナンスやコーキングの補修が必要です。
寿命は、20~40年ほどありますが、補修やメンテナンスができなくなると、張り替え工事などのリフォームが必要です。サイディングは、建物に使用されている面積が広いので、価格も高額で、合計130~220万円ほどの費用を想定しておきましょう。
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モルタルからサイディングにもリフォームできる
職人の手で仕上げたモルタル外壁は、経年劣化すると、見栄えも悪くなりボロボロになって雨漏りの原因となることがあります。古くなったモルタル外壁からサイディングに張り替えを行うリフォームもよく実施されています。
ただし、既存のモルタルをしっかりと剥がす下地処理には1週間ほどの手間の他、人件費などの費用が余分にかかります
張り替えか重ね張りか?
サイディングのリフォームは、張り替えか重ね張り(カバー工法)のどちらかを選ぶことになります。張り替えは、既存の外壁材を除去する作業が必要で、下地処理や廃材処理費で余分な費用がかかるため、150~230万円ほどの費用がかかります。
サイディングの張り替え工事の費用は、屋根の葺き替え費用などよりも高くなることがあるため、事前の資金計画やローンを組むなどのお金の準備が必要です。
重ね張りは、130~220万円ほどの費用がかかります。
重ね張りは、カバー工法とも呼ばれており、既存の外壁材の上から、新しいサイディングを重ね張りする施工法です。古い外壁材の状態がよい場合にのみに施工可能で、低価格で施工できますが、軽量の金属系のサイディングを使用し、重量増のデメリットを解消する必要があるでしょう。
既存の外壁材の劣化症状がひどい場合は、迷うことなく、サイディングの張り替え工事をおすすめします。
サイディングの素材ごとの耐用年数の目安
サイディングは、大きく分けて4種類です。窯業系、金属系、木質系、樹脂系に分かれています。
窯業系
施工単価は1平米あたり4000~5000円、耐用年数20~40年
金属系
施工単価は1平米あたり3000~7000円、耐用年数20~40年
木質系
施工単価は1平米あたり6000~1万円、耐用年数15~40年
樹脂系
施工単価は1平米あたり8000~1万円、耐用年数20~50年
このうち、日本では7割以上の住宅で窯業系のサイディングを選択しています。その次は、金属系のサイディングに人気があります。重ね張り(カバー工法)のリフォームでは、軽量の金属系がよく選ばれています。