外壁塗装見積はどこで金額が変わる？事前に知るべき基本知識

伊豆の国市で外壁塗装工事を検討している方の多くが、最初に直面するのが「見積の金額が業者ごとに違うのはなぜ？」という疑問です。

同じような施工内容に見えても、見積金額が10万〜20万円以上違うことは決して珍しくありません。

では、なぜ外壁塗装の見積に差が出るのでしょうか？

その理由は、「見積の内訳」にあります。

この記事では、見積金額が大きく変動する主要な項目を解説し、見積書を見る際にチェックすべきポイントをお伝えします。

後悔しない外壁塗装を実現するための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

価格を左右する基本項目｜見積前に把握しておきたい基礎知識

まずは、外壁塗装の見積で基本となる構成項目を押さえましょう。主な費用の内訳は以下の3つです：

1. 人件費（職人の作業代）

2. 材料費（塗料・養生材など）

3. 足場設置費

これらに加えて、施工内容ごとに費用が加算されていきます。

見積書には「その他費用」「諸経費」として記載される項目もありますが、ここに不明瞭な金額が記載されていれば、業者に詳細を確認することが大切です。

見積が大きく変わるポイント7つ

① 建物の面積と構造
一般的に、30坪の住宅で60〜90万円が相場です。

塗装面積は「延べ床面積×1.2」で算出されることが多く、家が大きければその分費用も高くなります。

また、2階建て・3階建てなどの階数や形状も金額に影響します。

② 塗料の種類
塗料にはグレードがあり、価格と耐久性が比例します。

• シリコン系（標準的）：耐用年数10〜12年

• フッ素系：耐用年数15〜18年

• 無機塗料：耐用年数20年以上

性能が高いほど材料費は上がりますが、長い目で見れば塗り替えの回数を減らせるため、コストパフォーマンスに優れる場合もあります。

③ 足場代の有無
足場代は総額の20％前後を占めることがあり、意外と高額です。1平方メートルあたり800〜1,000円が相場で、施工面積に応じて計算されます。

相見積もりの際は、足場費用が明示されているか確認しましょう。

④ 塗り回数
外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。

これより少ないと耐久性が落ちますし、多ければ費用が増加します。見積に回数が書かれていない場合は要注意です。

⑤ 塗装色（カラー）
標準色（白・グレー・黒など）は価格に影響しませんが、特注色や濃色は顔料が多く必要なため、コストが上がる傾向にあります。

見積の段階で「標準色」か「オプション色」かを確認しましょう。

⑥ 付帯工事・追加工事の有無
軒天、雨樋、破風板、シャッターボックスなどの「付帯部塗装」が多いほど費用は増えます。

加えて、工事途中での追加施工が発生すると、別途費用が発生するため、契約前に内容を明確にしておくことが重要です。

⑦ 値引きや諸経費の取り扱い
大幅な値引き（例：10万円以上）が簡単にされる場合は、その見積が最初から高く設定されている可能性も。

値引きよりも、諸経費の明確化や不明項目の削除で費用を調整することが、より健全な予算管理につながります。

見積書の読み方

納得できる見積書の見方と業者選びのコツ

外壁塗装の見積書を見る際には、以下のような姿勢が大切です。

• 不明な項目は必ず質問する

• 「一式」ではなく具体的な数量や単価が記載されているかを確認する

• 複数社で相見積もりを取り、価格と内容を比較する

• 保証内容（年数・対象範囲）をチェックする

伊豆の国市には多くの塗装業者がありますが、価格だけで判断するのではなく、「内容」「説明の明確さ」「対応力」なども含めて総合的に判断しましょう。

市川塗装では、すべての見積書に明細を記載し、ひとつひとつの項目についてご説明いたします。

施工後のトラブルを防ぎ、納得できる塗装工事を実現するためにも、まずはお気軽にご相談ください。

伊豆の国市の外壁塗装なら市川塗装へ