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屋根材の種類 日本瓦
公開日:2016年08月04日
カテゴリー:沼津市東原
今回は日本瓦についてです。日本瓦は粘土を焼き上げて形成したら瓦で、釉薬というコーティングが施されている釉薬瓦と施されていない無釉薬瓦があります。釉薬瓦は、コーティングで表面が固くなっていることで雨に強く耐久性があります。
コーティングによって色を変えられるので、好みに合わせて選べます。洋風住宅によく合います。まず、無釉薬瓦は、いぶし瓦と素焼き瓦に分けられます。煙でいぶしたいぶし瓦は深い銀色の瓦に仕上がります。この独特の色が日本の伝統的な純和風建築によく合います。
一方素焼き瓦は、コーティングもいぶしもせずそのまま焼き上げた瓦です。焼き上げるときに土が酸化することで赤系の色に仕上がります。自然のままの色ですので一枚一枚が少し違う色をしており、味わいがあり、赤系の色ですので洋風住宅に合います。
日本瓦には重厚感がありおもむきが感じられます。また、瓦自体は半永久的にもち塗装などのメンテナンスも必要ありません。しかし、日本瓦は重量がありますので、例えば地震や突風が起こり落ちたら危険です。さらに、修理費用が高いということがデメリットとしてあげられます。
AKIHIKO ICHIKAWA