外壁や屋根は定期的に塗装を塗り替える必要があります。この塗り替えの回数をできれば少なくしたいと考える方も多いと思いますので、今回の記事では塗り替え回数を少なくする方法をご紹介したいとおもいます。
外壁塗装、屋根塗装には耐用年数と言うものがあります。
屋根や外壁塗装の劣化の原因
屋根や外壁の塗装が剥がれる原因としては、紫外線を受けて色あせやひび割れ塗装の剥がれなどがおこったり、車の排気ガスや砂埃が付着して外壁の汚れとなったりすることが原因であることが大きかったります。
中でも屋根は上記で挙げたように紫外線を受けることの他にも上から降る雨に晒されたりを繰り返していて、温度変化も激しくなるので消耗していくペースが早いことがあります。
塗り替え回数を少なくするには?
・耐用年数が高い塗料を選ぶ
・機能性塗料を使用する
この2つで塗り替え回数を少なくすることが可能であると言えます。
まず通常住宅に使用される塗料で屋根、外壁共にスタンダードなのがシリコン塗料になります。シリコン塗料の耐用年数は10年前後なので、環境にもよりますが10年で塗り替えることを考えると30年で3回塗り替えなくてはなりません。
しかし耐用年数が15年〜20年ほどと長い塗料を使用すれば、同じ30年で少なくとも2回塗り替えれば済むので1回分の差がつきます。そしてこの耐用年数が長い塗料と言うのが、「無機塗料」などの高耐久塗料になります。
この塗料は紫外線に大変強く、高耐候性で長持ちする塗料という事です。無機の成分を主体に、塗料状にする為に有機物を混ぜて作ってありますが、無機自体は石やガラスの様な大変長持ちする物質なので丈夫な塗膜になります。
機能の面では、基本的にフッ素樹脂を超える耐候性と雨水で表面の汚れを洗い落とす超低汚染性能を持っている物も多く、耐久性も有るので、色や艶を長期的に保護する事ができます。
費用の差はシリコン塗料と機能性塗料では15万円〜20万円ほどなので、3年で見た場合耐用年数が長い塗料の方が3回塗り替えるよりもお得になります。そして30年以上の期間で見た場合はもっと塗り替えの回数が少なくなるのです。塗り替え回数を少なくしたい方はこの高耐久塗料を検討してみてはいかがでしょうか?
AKIHIKO ICHIKAWA