出典:https://tosou-gaiheki.net/paint_color_select/
外壁塗装の色選びでは、好きな色を選ぶと必ず失敗します。外壁は、外から見える部分ですので、失敗は許されません。それだけに無難な色選びを行いつつ、自分の好みを反映させる「上手な色選び」が必要となります。
印象から選ぶ色選びその1:周囲と調和した色
外壁塗装は、10年も20年も同じ色により、お住まい全体の印象や周囲の景観を決定づけるものです。そのため、色選びでの失敗は許されません。色選びで大切なことは、周辺地域や自然環境に調和した色やイメージを選ぶことがとても重要なことになってきます。
周囲の景観にも溶け込むような色選びでは、落ち着いた調和した色を選ぶことが大切です。木々が生い茂っているような地域や並木道のあるような住宅地なら、自然をあえて引き立たせ、抑えめでありながら、鮮やかな親しみやすい色をおすすめします。
色選びでは、街を歩いていろいろなお住まいを見て、「この色はいいな」と思う直感で色や配色を選んでも構いません。
印象から選ぶ色選びその2:2色以上使う場合は同系色を
二色使いの外壁塗装は、メリハリがあって、強い個性を引き出すことができ、お住まいの印象をさまざまに演出することができます。縦縞であれば、スタイリッシュでなおかつクールな印象になります。横縞であれば、落ち着いた穏やかな印象を演出できます。
組み合わせをいろいろと変えると、家をより大きく見せたり、すっきりした印象に見せたりできますので、外壁の色だけで個性を出すことができます。その他、高級感、モダン、ヨーロピアンなど、組み合わせ事例のシミュレーションを行い、外壁にお好みの印象を持たせることができます。
印象から選ぶ色選びその3:ナチュラル系カラーコーディネート
ナチュラル系のカラーコーディネートでは、自然な親しみやすさを重視し、素朴でくつろいだ印象を与える点が人気です。お住まいに訪問される方も、ご自宅に着くまでにほっとするような穏やかな気持ちになれる外壁色となります。
ベージュやブラウン系統の色を使用すると、重厚で高級感がありながらも、温かみのある外壁の印象となります。そして、赤茶色を加えれば、明るい欧風のイメージに変わります。グリーンやブルー、レモン色を使うと、落ち着いていて爽やかさでありながら、見る人に新鮮なイメージを与えることができます。
印象から選ぶ色選びその4:クラシック系カラーコーディネート
和風のお住まいであれば、格調の高い、落ち着いた、アンティーク調の色調がおすすめです。同じ茶色でも上品な色も用意されていますし、和紙の色にも似た色を使い、少し色味の明るい茶色を使うことで、伝統と上品なイメージを演出することができます。
炭の色に近い色を使い、柔らかな薄い茶色、さらには栗色を用いることで、優雅な色使いが仕上がり、個性のあるクラシックな色調となります。他にもモダンなカラーコーディネートの外壁塗装があります。実際に使用されている建物を見たり、カラーシミュレーションも行うことで自分にぴったりの印象の外壁塗装を行いましょう。
AKIHIKO ICHIKAWA