防水塗装は正しい塗料選びが重要！

屋外での塗装といえば、より防水性を高めた「防水塗装」が一般的です。

高い防水性が必要な部位といえば、戸建住宅なら屋根、外壁、ベランダ・バルコニーなどでしょう。

これらの部位は、雨が直接当たったり、水が流れてきたりすることから、特に防水性能を高めた防水塗装が実施されています。

そして、それぞれの箇所に適した防水塗装用の塗料を選んで塗装されています。

屋根の防水塗装で美観維持と建物の保護ができる！

屋根は、その構造によって雨漏りを予防しており、必ずしも屋根材が雨漏りトラブルの主な原因になるわけではありません。

そのため、下地やルーフィングシートなどが問題となることもあります。

しかし、建物の美観の維持や屋根材表面の保護をするのは、防水性の高い屋根用の塗料による塗装にしかできないことです。

塗装が必要な屋根材といえば、金属屋根やスレート屋根・セメント屋根などです。

定期的な塗り替えで、紫外線・熱・水分などによる経年劣化を防ぎ、屋根材を長持ちさせます。

外壁材の防水塗装には弾性塗料が使用されることがある

外壁材にもいろいろな素材がありますが、コンクリートやモルタルなどの外壁を使っている場合は、ひび割れしやすい、という特徴があるため、こうした外壁材の防水性を確保するためにも、弾性塗料と呼ばれる柔軟性の高い塗料で防水塗装を行っています。

弾性塗料で塗装すると、乾燥した後もゴムのように伸び縮みし、小さなひび割れ（クラック）などが発生しても塗膜には全く影響せず、塗装面がしっかりと雨水の浸入を防いでくれます。

サイディングには塗装できないケースもありますが、こちらも使用すべき用途を間違うと逆効果になってしまうことがありますので、防水塗装を行う場合は特に慎重になって実施すべきでしょう。

長泉町の外壁塗装ガイド

ベランダ・バルコニーの防水塗装もお忘れなく！

忘れてはならないのが、ベランダ・バルコニーの床面の防水塗装です。

あまり使わないから関係ない、と思っていても、経年劣化すれば雨漏りを引き起こす主要な原因にもなってしまいます。

ベランダ・バルコニーの防水塗装は、着色目的ではありませんが、外からの紫外線や歩くことによって生じる摩擦などから、防水層を保護します。

雨が入り込みやすい場所ですので、狭い面積であっても、定期的にメンテナンスが必要です。

また、トップコートを塗装することで、その下の防水層を長持ちさせ、耐久年数を高めることができます。

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