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函南町のサイディング
塗装をお考えならまずは外壁サイディングについて知ろう!
築年数がたてば、外壁表面も汚れが目立つようになります。
よく点検すると、塗膜の破れやクラック(ひび割れ)などが見つかる恐れもあります。
しかし、現在の戸建住宅でよく使用されている外壁材は、モルタルではなくサイディングが多くなっており、耐久性も大幅にアップし、素材やコーティングによっては、塗装の際に注意が必要な場合があります。
そこで、外壁塗装を考えるようになったら、まずは外壁材について知り、サイディングならどう対処すればいいのか、こちらで解説していきます。
外壁サイディングについて
外壁サイディングといえば、多くはセメントを原料とした窯業系サイディングです。
他にも金属系や木質系のサイディングがありますが、価格と性能のバランスに優れた外壁材といえば、窯業系のサイディングがおすすめです。
一昔前に主流だったモルタルとは異なり、均一な板状の丈夫な外壁材であることから、施工も簡単で短期間で仕上がることができます。
さらに、色やデザインなどにもバリエーションが多数あることから、見た目にこだわりを持つ方がご自宅の外観を決める際にも、サイディングを選べば、大幅にコストを下げられるだけではなく、メンテナンスも容易となるメリットがあります。
外壁サイディングは、何層にも分かれた複雑な構造をしています。
屋外から見ると、サイディング、通気層、防水シート、木材、断熱材、防湿シート、下地、クロスといった順に分かれており、防水性だけではなく、断熱性や防湿性も高めて作られています。
なぜ外壁サイディングがいいのか?
外壁サイディングが選ばれる理由はたくさんあります。
デザインや色などの意匠性の高さはもちろんのこと、耐久性にも優れているからです。
耐久性に関しては、素材に対応したメンテナンスをきちんとすれば、30〜40年も使えます。
また、軽量であることから、建物にも負担がかからず、地震による影響も少なくなります。
さらに火災にも対応した耐火性の高い素材を使用し、内部で燃えにくいといったメリットもあります。
窯業系サイディングでも、繊維を混入したセメント、強化石膏ボードなどを使用すれば、耐火性を大幅に高めたものを使用することができます。
外壁サイディングに塗装する際の注意点
サイディングの特徴を知ると、もちろんデメリットもある、ということがわかっていきます。
例えば、窯業系サイディングの場合は、熱を吸収しやすく、塗装すると経年劣化で塗膜が剥がれやすくなり、セメントを使用していることから水分を吸収しやすいような状態になってしまいます。
また、ボード間の継ぎ目の目地はシーリング材を充填していますが、経年劣化すれば、ひび割れや隙間などから水が浸入して、外壁からの雨漏りの原因となることがあります。
外壁サイディングには、専用の塗料を使用しなければならない場合も多いので、塗装をご検討の際には必ず外壁サイディングの施工経験の豊富な塗装業者に相談するようにしましょう。