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小山町の屋上防水ビル
ビルの屋上防水のメンテナンスとは?
テナントビルのオーナーの方は、建物のメンテナンスにはある程度のお金や手間をかけ、建物を長期間維持する努力を続けなければなりません。丈夫なビルでも経年劣化は避けられません。
平らな屋上がある陸屋根なら必ず防水工事が施されています。屋上の防水効果が薄れたら、ひび割れや錆び、苔などが発生します。汚れがひどくなって、雨漏りにもなりますので、定期メンテナンスが必要です。
放置しないで真剣に取り組む
屋上防水のメンテナンスは大変重要ですが、一時的にビルが使いにくくなってテナントの営業にも影響が出ます。できれば、防水工事や大規模修繕工事は避けて、先延ばしにしたいと考えるのが普通です。
ビルの経営もコストパフォーマンスが重視されるので、お金をかけたメンテナンスを行う場合は、よく考える必要があります。
しかし、ビルの屋上防水は、建物への雨漏り被害へと直結するので、先延ばしにすることなく、計画として組み込んでいると迷うことがありません。メンテナンスサイクルを重視し、建物の重要なメンテナンスである防水工事は優先的に実施するほうがいいでしょう。
屋上はトップコートと防水層で構成されている!
屋上の床面がそのまま露出した状態だと、経年劣化が進みやすく、雨水が浸み込んですぐに雨漏り被害へとつながってしまいます。
屋上陸屋根の床面には必ず防水工事が行われています。
防水層の上には、防水層を保護する目的でトップコートが塗布されており、二重の防水構造になっています。
ビル屋上の防水工事は、耐用年数によってトップコートをメンテナンスするか、防水層とトップコートをメンテナンスするかに分かれています。
また、部分的に破損したり、防水性能が切れたりしている箇所があれば、部分補修が行われています。
ビル屋上防水メンテナンスいろいろ
・トップコートの塗り替え
5年程度でトップコートは塗り替えします。色あせやざらつきなどの経年劣化は比較的早く発生します。
トップコートの塗り替えは、必要なメンテナンスなので、施工コストも安価です。
・傷や穴の発生
屋上は経年劣化で傷みやすい場所です。防水層の傷の発生や穴開きには部分補修で対応します。
また、排水口やドレンの周辺などはわずかな隙間が生じやすく、隙間を埋める部分補修や錆びた部品の交換などが実施されています。
・防水層の上からできる屋上防水
古い防水層の上から新しい防水工事ができることがあります。
このケースでは、ウレタン防水が適しています。古い防水層の撤去が不要で、その上から液状のウレタンを塗布するので、広範囲でも安価な防水メンテナンスが可能です。
・15年以上たてば新しい防水工事を
防水層にも耐用年数があります。
トップコートは7~10年で劣化しますが、ウレタン防水なら約14年、FRP防水やシート防水なら約20年です。
トップコートの塗り替えだけをやっても防水メンテナンスにはなりません。防水層のメンテナンス時期が来たら必ずトップコートと防水層の両方を新しく施工しなおしてください。
全面的な防水工事を行う場合は、防水層の耐用年数に影響されます。できる限り計画に沿って行い、先延ばしにしないようにしましょう。