屋根カバー工法を検討するならどこに頼めばいい？

屋根を新しくしたい、雨漏りの修理をしても無理、ということなら、後々のことを考えると屋根の葺き替え工事を実施したほうがいいでしょう。

屋根の葺き替え工事の中でも、「屋根カバー工法」と呼ばれる、新しい屋根を古い屋根の上に被せる施工法は、場合によっては適切な補修方法・リフォーム方法となることがありますので知っておいて損はないでしょう。

屋根カバー工法の前にまずは点検調査が必要！

屋根の種類、屋根の劣化状態をよくみて、どのような補修方法がいいのか、よく検討しなければなりません。

この場合は、必ず専門家による点検や調査が必要です。

屋根カバー工法は、さまざまな条件が揃わないと施工できないからです。

例えば、屋根材部分は必ず補修を行い、二重屋根になった後に起こりうるトラブルを防ぐ必要があります。

古い屋根材の下地が腐食していたりすると、建物内部にまで腐食や破損が進行していますので、すでに手遅れです。

当然ながら、二重屋根になると、重量が増します。建物の耐久性や耐震性が低いと、重心の違いや重みで倒壊する恐れもあります。

このような各種条件を全てクリアできていれば、屋根カバー工法の施工が可能です。

一般的には、屋根を葺き替えるのであれば、全面的な屋根の葺き替え工事を実施したほうがいいでしょう。

金属製の屋根が多いので板金工事業者が無難

屋根カバー工法では、新しい屋根材には軽量のものが選ばれることが一般的です。

軽量の屋根材の定番といえば、耐久性を兼ね備えた「ガルバリウム鋼板屋根材」がおすすめです。

瓦屋根はその特殊な形状や重量が重いことから、カバー工法での施工はおすすめできません。

スレート屋根の上にガルバリウム鋼板屋根材でカバー工法を実施した場合でも、瓦屋根の重量を超えることがなく、耐震性が損なわれることはありませんし、その後もより安全に居住することができます。

こういったことから、屋根カバー工法は、金属屋根を使用することが多くなっており、その施工を専門とする業者といえば、「板金工事業者」が最も適していると考えることができます。

小山町の外壁塗装ガイド

板金工事業者だと何がいいのか？

仲介業者を介さないため、施工料金が抑えられます。

技術力もあり、専門的な施工が可能であることや調査・提案などもしっかりしていることが多くなります。

また、トラブル発生時もプロによる迅速な対応が可能です。

しかし、板金工事業者は、直接探すのが難しく、塗装業に比べると市場規模も小さめで施工業者も少ないのでご注意ください。

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