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裾野市の屋根カバー工事
屋根カバー工事施工後のメンテナンス
屋根のリフォームのうち、重ね葺きにあたる「カバー工事」は、コストパフォーマンスの高い屋根の葺き替え工法です。
カバー工法は、低コストで施工できますが、デメリットも存在します。施工後にメンテナンスを怠り、そのままにしていると、傷みだし雨漏りが発生することもあります。
今回は、裾野市で屋根カバー工事をご検討の方の為に、施工後のメンテナンスについて取り上げて解説しています。
カバー工事は一つの建物に一度しか施工できない?
カバー工事で屋根を施工すると、古い屋根の上に防水シートを設置した後に新しい屋根材を設置することになります。二重屋根になって断熱性や防音性が向上しますが、当初よりも重い屋根になってしまうので、耐震性が犠牲になってしまうことがあります。
こうした理由から、カバー工事は、一つの建物に一度しか施工できないことがほとんどです。屋根材は、20年以上使える耐久性の高い建材です。カバー工事で施工し築後40~50年後には建て替えなどの時期になっています。
カバー工事を選択する場合は、将来の住み替えやライフプランなどをよく考え、あらかじめどうすべきかといった予定を作っておくと安心です。
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雨漏り箇所の特定や補修が困難に
カバー工事で施工した屋根は、施工ミスを除いて設置当初は何も問題ありませんし、どの屋根材もきれいな状態です。しかし、屋根が古くなると、耐久性の高い屋根材でも防水性が落ちた場所や隙間が発生した場所から雨水が浸入して湿気が増え、雨漏りや木材の腐食などの困ったトラブルを引き起こします。
カバー工事で設置した屋根は、古い屋根と新しい屋根の二重構造になっていることから、雨漏り原因の特定が難しくなってしまいます。古い屋根材やその下地に問題がある場合は、屋根材を剥がして原因を特定するのも一苦労です。
カバー工事を選択する場合は、何か問題が起こった時に雨漏りや建物に詳しいプロにしか原因がわからず、補修もできないので、通常よりも補修費用が高くなったり、雨漏りなどのトラブルがすぐに解決しなかったりします。
屋根と下地の状態がよければ塗装も可
お住まいの地域の環境にもよりますが、カバー工事で施工した後の屋根材の状態だけではなく、野地板や防水シートなどの下地の状況をよく観察し判断し、10~20年に一度の塗装メンテナンスと部分補修を実施すれば、カバー工事で設置した屋根材であっても、30~40年近い寿命になります。
野地板や防水シートの状態が悪い場合や雨漏りがする場合は、施工後30年以内での葺き替え工事が必要です。これは同じ期間での施工費用合計が最も高くなるケースです。
裾野市で営業している市川塗装では、外壁は塗装でスレート屋根はカバー工事などの組み合わせでご依頼される方が増えています。市川塗装では、塗装でもカバー工事でもどちらでも対応できるようになっております。屋根カバー工事が気になる方は、お気軽にご相談ください。