三島市のクラック補修

外壁に起こる劣化症状別のクラック補修

　外壁材には大小さまざまなクラック（ひび割れ）が発生します。大きな地震や揺れが起こった時はもちろんですが、わずかな振動や塗膜の経年劣化でもクラックが起こることがあります。

今回は、三島市にお住まいの方へ、外壁に起こるひび割れ（クラック）の補修について解説していきます。

クラックの発生原因はいろいろある

　クラック（ひび割れ）が起こる原因はいろいろあり、単純ではありません。クラック補修時にも原因に応じた正しい対処法を施していないと、被害がひどくなったり、雨漏りが止まらなくなったりします。

　クラックの原因で多いのが、気温や湿度の変化による素材の収縮の繰り返しによるひび割れです。他には、地震や不同沈下、施工不良、コンクリートの中性化などが考えられます。

　小さなひび割れがすぐに建物を傷めることはありませんが、溝が深い「構造クラック」は雨水の浸入を許し、雨漏りの原因となります。鉄筋コンクリートの場合は、さらに深刻です。コンクリートは水に弱く、内部に浸入した水分が鉄筋を錆びさせ、鉄筋がだめになるので丈夫なコンクリートであっても強度が低下します。

　いずれにしても、クラックの発生を放置すると建物にも悪影響を及ぼします。小さなひび割れであっても、クラック補修は必ず必要です。

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対処すべきクラック補修とは？

　クラックはその大きさや溝の深さをよく見て判断します。遠くから見ても目立つクラックは、必ず補修が必要です。1～2ミリ程度の小さなクラックのことを「ヘアークラック」と呼んでいます。軽度のひび割れです。補修は不要ですが、気になるようであれば、フィラーで隙間を埋めてきれいにすることができます。経過を見守り、クラックが拡大していくようなら、別のクラック補修を実施します。

　大きなクラック（ひび割れ）は、重度のクラックに分類できます。溝が深く大きなクラックは、一部を削り取り、コーキングやパテなどを充填して補修します。たまに外壁で見かけるミミズ腫れのような補修跡は、全てクラック補修を実施した後です。

　クラック補修後は、傷を隠すために塗装を実施します。使用するコーキング材やパテによっては上から塗装できない場合があります。こうした理由からクラック補修は、専門業者にやってもらったほうが処置後にきれいになりますし、補修後も安心できます。