雨漏り修理の簡単な流れと費用の目安

　雨漏りが突然起こったら大変です！すぐに原因を調べて早めに雨漏りを修理しなければならないでしょう。ところが、急いでいるのに簡単には修理できませんし、費用も修理内容によっては数十万円～と高くついてしまうケースもあります。

今回は、気になる雨漏り修理の簡単な流れと費用の目安について解説していきます。

雨漏り修理は早くて3日、長くて2週間

　雨漏り修理では応急処置が大切です。連絡を入れた後、修理業者もすぐに駆けつけてくれますが、軽度の雨漏り被害であれば、半日～3日で現地調査も併せて修理が完了します。

　しかし、雨漏り被害がひどいケースや応急処置をしても雨漏りが止まらずに、原因が特定できない場合は、詳細な調査と分析が行われますので、修理完了まで最大で2週間ほどの時間を必要とします。

　しかし、部分的な補修で解決できない場合は、屋根や外壁の全面的なリフォームになってしまうでしょう。専門業者に調査と修理を依頼するような場合は、焦らずに被害が完全にストップするまで気長に待つようにしてください。

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雨漏り修理だけなら5～50万円

　雨漏り被害の箇所で多いのが、屋根、外壁、ベランダ・バルコニー、窓枠・サッシ部分です。雨漏りに関する修理だけなら、雨漏り調査も含めて5～50万円の範囲内で修理が可能です。

　屋根の場合は、屋根材の部分補修や部分交換、防水シート交換、棟板金修理、漆喰修理などが行われています。外壁の場合は、外壁の部分交換、防水シート交換、雨樋修理、コーキング補修などが実施されています。

　ベランダ・バルコニーの場合は、各種防水工事の他、排水口修理を行います。窓枠・サッシ部分は、主にコーキング補修が行われています。

屋根や外壁を全て一新するなら60万円～

　屋根や外壁の部材そのものがダメになっているために雨漏り被害が発生していると考えられる場合や古くなって耐用年数を大幅に経過しているような屋根や外壁の場合は、全交換工事を行います。

　屋根なら屋根の葺き替え、カバー工法を実施します。外壁の場合は、外壁の張り替え、重ね張り工事を行います。いずれも規模が大きく、大掛かりな工事になってしまいますので、60～250万円ほどの費用がかかると予想されます。

　このように、雨漏り被害が拡大してしまうと、補修費用も高額になってしまい、全面的にリフォームせざるを得ない状況になってしまうでしょう。そうならないためにも、日頃の点検、不具合の早期補修は怠ることのないようにしましょう。

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