無駄の出ない瓦の屋根葺き直し工事がおすすめ！

お住まいの屋根材が瓦を使用しているなら、耐久性の高い陶器製の瓦の場合が多いので、瓦の葺き替え工事ではなく、屋根葺き直し工事を行うことで、古い瓦を捨てることなく、再利用をするような形での、エコロジーな屋根材のメンテナンスが可能となります。

木造家屋でも建物躯体がまだ新しくて使えそうなら、わざわざ新しい屋根材に交換する必要がなく、瓦屋根の葺き直し工事を実施することで、お得に屋根のメンテナンスができます。

まだまだ使える瓦を捨てるのはもったいない！

陶器製の瓦（釉薬瓦など）の耐用年数を知っていますか？

瓦は古くから日本家屋や寺院などで使用されてきた実績のある優れた建築材料です。

今も同じように日本家屋で使用されている理由は、耐用年数が60年以上もあるからです。

その実績は、歴史がすでに証明しているようなものです。

瓦にも種類がありますが、燻し瓦や素焼き瓦なら40～50年程度、釉薬瓦（陶器瓦）なら60年以上もの耐久性があると言われています。

丁寧に作られた瓦ほど、耐用年数が長くなり、人の一生と同じぐらいの年数は使える、という計算になります。

ところが、瓦には高い耐久性能があったとしても、建物や漆喰、防水シートなどの耐用年数は、長くても20年ほどです。

つまり、20年程度で瓦以外の消耗品は、交換や補修などのメンテナンスが必要になるということを覚えておきましょう。

そこで低価格でメンテナンスできる優れた方法としてご紹介するのが、瓦屋根の葺き直し工事です。

葺き直し工事でも150～250万円前後必要！

瓦屋根のメンテナンスはもともと高額ですが、耐用年数が長いのでコスパに見合った金額です。

低価格で施工できるといっても、平均して150～250万円前後の屋根葺き直しに係る費用が必要になることを知っておいてください。

古民家の場合ですと、土を固めて瓦を固定していることが多く、瓦の下にある土の撤去が余分に必要となります。

また、新しい桟を取り付ける工程も必要です。

余分な工程が増えると、葺き替え工事とあまり変わらない施工価格になることもありますのでご注意ください。

見積もり段階でも必ず、葺き替えか、葺き直しか、といった両方のケースでの検討が必要となるでしょう。

小山町の外壁塗装ガイド

瓦の葺き直しができる業者が少ない！

屋根工事を専門とする業者はそれほど多くない、というのが現実です。

屋根修理業者の中には、板金業者もありますが、こちらは金属製の屋根材をおすすめすることが多いので、必ず瓦を専門とする屋根工事業者を中心に比較検討して業者選びを進めてください。

大手リフォーム業者に依頼する場合は、施工料金が高くつくことが多いので、時間があるのなら、ご自身で屋根葺き替えを得意とする屋根工事業者や屋根職人を探すほうがいいでしょう。

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