- トップ
- 沼津市で屋根カバー工法！
沼津市で屋根カバー工法！
沼津市で屋根カバー工法！基礎知識
コロニアルやスレートなどのそこそこの耐久性のある屋根材でも、古くなるとさまざまな箇所で経年劣化症状が見られるようになります。塗装や部分補修で対応できなくなってきたり、外観が悪くなってきたりした場合は、屋根の葺き替え工事が必要です。
屋根の葺き替えでは、既存の屋根を残して二重屋根にする屋根カバー工法が実施されることがあります。屋根カバー工法ができるのは、薄い平らな屋根材のみ、凹凸の深い瓦屋根などは施工できます。薄い平らな屋根材は、コロニアルやスレートなど沼津市でもよく使われている屋根材です。
今回は、屋根カバー工法の選び方のポイントや工事の流れについて解説していきます。
環境にも優しい屋根カバー工法
屋根の葺き替え工事は、大掛かりです。古い屋根を撤去して廃棄処分する手続きや作業が大変です。
2000年以前に製造されたスレート屋根には、人体に有害なアスベストを含む製品が多く、環境にも悪影響を与えます。廃材処理にかかる作業も困難ですし、処分費用も高額です。沼津市でも2000年以前か製造されたスレートは広く利用されています。
アスベストを含んだスレートは、解体時に空気中に飛散することが多いので、屋根の葺き替え時には、葺き替えよりもカバー工法を選択したほうが安全です。
結果的にいえば、建て替えや建物の解体時にはアスベストを含んだ屋根も安全に処理しなければなりません。屋根の葺き替えでは、屋根カバー工法を選択し、あえてアスベストの撤去処分を先延ばしにして、最後に安全で適切な方法で処分を行うようになっています。
屋根カバー工事は、工期も短く、施工費用も高くならないことから、耐久年数の短いスレート屋根の葺き替え時に選びやすく、屋根の葺き替えへの敷居を低くし、金銭的な負担を減らすことができます。
屋根カバー工法の工事の流れ
二重の屋根になることから、建物の躯体への重量負担を減らすために、軽量の金属屋根がよく選ばれています。
・棟板金の撤去作業
屋根カバー工法では、古い屋根の棟板金が不要です。棟板金や貫板を撤去し、軽く清掃します。
・古い屋根の上に防水シートを設置する
耐久性や防水性の高いアスファルトルーフィングなどの防水シートを敷設します。軒先から棟に向かって敷いていきます。水が入ってこないように上下に防水シートを重ねて敷いています。
・新しい屋根材の設置
ガルバリウム鋼板などの軽量で耐久性の高い金属屋根を使用します。屋根部分が軽いほうが耐震性の向上になるからです。カバー工法では、瓦などの重い屋根材を使用することはありません。
・貫板と棟板金の設置
木製の貫板ではなく、樹脂製の腐食に強い貫板を使用します。防水処理を施し、隙間から雨水が入ってこないようにしましょう。貫板の上には、新しい棟板金を設置し、専用のビスなどの留め具でしっかりと固定します。
屋根リフォーム３つの方法
・コーキング処理など
コーキングを充填し、隙間を埋め雨水が入らないような防水処理を施します。板金と板金の合わせ目などから水分が入り込みやすいので、隙間ができないようにしっかりと養生した後にコーキングを充填していきます。
古い屋根材を撤去したり、運搬・処分する必要がないので、屋根カバー工法の工事工程はシンプルです。およそ7～10日間といった短期間で工事が完了します。
沼津市の市川塗装では、塗装リフォーム＋屋根カバー工法が人気です。塗装だけでなく屋根カバー工法も施工可能です。見積は無料ですのでお気軽にご相談ください。
