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ALC施工、沼津市でも人気の外壁材
ALC施工、沼津市でも人気の外壁材
沼津市でも住宅や建物に多く施工されているALC外壁。ALCといえば、軽量気泡コンクリート素材のことです。ALC(Autoclaved-Lightweight-Concrete)外壁という名前は誰もが聞いたことのある外壁材です。原料にセメントや石灰を使用していますが、気泡がたくさんあり、軽量で断熱性や遮音性などに優れています。
今回は、ALC施工の特徴やメリット、工事の流れなどについてみていきましょう。
セメントなどが主材料のALC
ALC(Autoclaved-Lightweight-Concrete)は、セメントや石灰、硅砂などを材料とし、高温高圧蒸気養生処理を行って作られた外壁材です。ALCには、気泡がたくさんあり、水にも浮きます。ALCは、丈夫で軽量なコンクリート素材です。
ALCの発祥はヨーロッパです。北欧などでもよく採用されており、日本には40年ほど前に入ってきました。
ALCには多くのメリットがある
外壁材として使われているALCは、優れたコンクリート素材です。燃えにくく、火災にも強いので有毒ガスや煙を出すことはありません。人体に有害なアスベストやホルムアルデヒドなどを一切含んでいないので安心安全な外壁材です。沼津市でもALCで施工した住宅や建物は多いです。
多くの気泡を持つ多孔質のコンクリートです。高い断熱性や遮音性を持っており、通常のコンクリートよりもその各種性能が突出しています。
ALCは、工場で生産させる高品質の外壁パネルです。現場で撹拌しながら使うコンクリートよりも工期が短く、厚みも均一で安定した品質を保つことができます。
水分には弱いALC
メリットが多く、耐久性に優れたALCですが、水には弱く、水分を吸収すると、気泡が水を吸収しやすいため、重量が重くなり、耐震性が損なわれます。さらに内側から湿気によりカビが発生し、腐食しやすくなります。
外壁材としてよく使われているALCですが、雨水には弱いので、定期的に防水塗装を行い、外壁材の表面をしっかりと保護しなければなりません。塗装前にも補修を含めた下地処理が重要な作業となっています。
ALCの施工は、目地部の劣化が進行すると素材に含水し寒冷地では凍結し、膨張することによってALC素材が破壊されます。そのため、寒冷地では積極的に使用されていません。沼津市では凍結することはほとんどないため、ハウスメーカーなどにより積極的に利用されています。
ALC施工の基本的な流れ
外壁塗装の価格表一覧
最後に簡単にALC施工の流れについて解説していきましょう。DIYでALC施工することはあまりないので、細かい作業は省略しています。
ALCはパネル状の外壁材です。取り付け前には、下地の設置作業を行います。下地金物を外壁部に溶接し、ズレないように設置していきます。その後、機械を使ってALCパネルを1枚ずつ取り付けていきます。
設置後、パネル同士の隙間の目地にはシーリングを充填します。丁寧なシーリング作業が必要で、雨水の浸入を防ぐだけではなく、外観の美しさにも影響するので、見た目には十分に注意しながら作業を行う必要があります。