トタン屋根は屋根修理か葺き替えか？

　トタン屋根は、施工が容易な金属屋根です。劣化が早いので、10～20年程度で屋根修理ができない場合は葺き替えを検討しなければならないでしょう。塗装メンテナンスなども重要ですが、トタン屋根の屋根修理を行う場合は、どのような工事を行っているのでしょうか？

　今回は、三島市で屋根修理をご検討の方の為に、葺き替えの見極めやタイミングなどについてもご紹介していきます。

塗装や葺き替え以外の屋根修理が重要

　トタン屋根の錆びの発生は、雨漏り被害に直結します。トタン屋根は、戸建て住宅ではなく工場や倉庫などでよく利用されていますが、古くなると錆びが発生し、水も浸入しやすくなってしまいます。できる限り、長く使うためにも、塗装メンテナンスや補修を行うべきでしょう。

　補修できないほどボロボロに傷んでしまった場合は、葺き替え工事を行います。葺き替え工事は、全て張り替える葺き替えの他、重ね葺き（カバー工法）も行われています。同じトタン屋根に葺き替える場合は、コストも安くなりますが、耐久年数の長い屋根材に変える場合は、費用もアップします。（60～250万円）

よく実施されているトタン屋根修理

・部分補修（一部張り替え）　費用の目安は1平米あたり4千～1万円

　鋼板は薄く、何かが飛んでくると傷がついたり、凹んだりします。そこから錆びが発生して広がってしまうことがあります。塗装で保護する場合もありますが、変形した部分は一部張り替え工事が実施されることがあります。塗装前には、錆び除去と錆び止め剤を塗布します。

・棟板金交換工事　費用の目安は1平米あたり5千～1万2千円

　経年劣化で固定している釘が浮きます。下にある貫板の腐食や棟板金が取れて飛散してしまっていることもあります。点検を行い、棟板金の交換工事を行います。

・軒先（ケラバ）板金修理　費用の目安は1平米あたり1500～1700円

　軒先のトタンが壊れていると、下地にある木材も腐食します。塗装では修理できないので、軒先を切断して新しい鋼板を取り付けます。

・野地板（屋根下の板材）の補修　費用の目安は1平米あたり1500～2500円

　構造用合板なら30年以上使えることがあります。ただし、屋根材や防水シートを剥がさないと、補修はできません。屋根の葺き替え時以外では、増し張りや部分張り替え工事などが実施されています。

・ルーフィング（防水シート）の補修　費用の目安は1平米あたり650～1000円

　防水シートの浮きや破れなどが見つかったら、防水シートの補修を行います。外側からはわかりにくいですが、屋根部分の雨漏りの発生、ひび割れ、雑草が生えているなどの症状が見つかったら、防水シートの張り替えが行われます。

　ルーフィング（防水シート）の耐久年数は20年程度です。屋根材を剥がして補修しなければならないので、屋根の葺き替えや部分張り替え工事などと一緒に新しいルーフィングに交換したほうがいいでしょう。

三島市で屋根修理をおこなっている市川塗装では、屋根塗装だけでなく、屋根のカバー工事、葺き替え、部分的な修理なども行っております。見積は無料ですので、お気軽に府ご相談ください。

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