屋根修繕に多い失敗例

　屋根修繕で失敗したら、工事のやり直しになってしまったり、塗装業者とトラブルになってしまったりと、すぐに立ち直れないほどの大きな事態になってしまいます。

　そのような大きな失敗をしないためにも、屋根修繕に多い失敗例を参考に、あらかじめ事前対策・事後処理をしっかりと想定したうえで塗装業者に相談してください。

訪問業者とはすぐに契約しないように

　訪問業者の多くは飛び込み営業のため、お住まいの地域のことや塗装業界のことをあまり知らない営業マンがほとんどです。また、悪徳業者の可能性も高いからです。

　話をしないことが重要ですが、実際に屋根や外壁が傷んでいるので、気づかせてくれるケースもあります。塗装業者は、必ず相見積もりを取り、ご自身で選定した業者から選ぶようにしましょう。

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雨漏りが直っていない、修理後の再発

　屋根の雨漏り修理は、プロでも難しいので、修理をした後でもまれに再発することがあります。多くは真の原因が特定できていないという問題です。信頼できる雨漏り調査を行っていて、修理後も保証をつけるなどアフターケアの手厚い屋根修理業者を選びましょう。

ご近所からのクレーム

　工事中は、騒音や臭い、埃などが発生し、これらがご近所トラブルの原因になってしまうことがあります。隣の家との隙間が狭い場合は、塗料が飛散して汚れが取れにくいような状態になってしまうこともあるでしょう。工事車両の駐車問題もあります。

　これらのトラブルを避けるには、業者との事前打ち合わせを徹底するだけではなく、工事前にご近所への挨拶回りや工事内容の説明などもしっかりと行う必要があるでしょう。

追加費用の発生による実際の請求額の増加

　見積書と工事完了後の請求金額が異なることがあります。その原因の多くは、追加工事が発生したり、予定していた部材とは異なるものを使用していたりするケースです。

　工事前に工事金額全額の支払いは避けることはもちろんですが、追加料金の発生の有無を契約前に再確認することを忘れないでください。

保証対象外の修理

　保証付きで工事を実施したとしても、トラブルが起こった時に初めて期間外や保証対象外だと気づくケースはよくあることです。

　屋根業者独自の保証内容の場合は、適用される条件が厳しくなっていたり、他社とは異なる基準になっていたりすることが多いので、工事を依頼した業者の保証内容や実際の適用例などについては再確認が必要です。

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