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富士市のサイディング塗装
外壁サイディングに塗装する理由
お住まいの建物のメンテナンスは非常に重要です。屋根や外壁にかかる塗装も大規模な修繕工事などではきちんと行われています。
しかし、外観を美しく維持するサイディングの塗装は本当に必要なのでしょうか?外壁材の種類によっては塗装が不要になる場合もありますので、常に新しくて正しい情報を知るようにしてください。
外壁サイディングは塗装メンテナンスが必要
外壁サイディングは、4つの種類がありますが、9割以上が「窯業系」であることから、ほとんどのサイディングでは、定期的な塗装工事が必要です。
特に窯業系のサイディングは、セメントや繊維が主な材料であることから、高い吸水性があります。雨水を吸い込み湿気で木材が腐食する確率が高いので、再塗装を行い防水性を確保します。
また、金属系のサイディングもメンテナンスをしなければ、小さな傷からでも錆びが発生し、錆びが広がると外壁材が脆くなってしまいます。美観を損ねることにもなりますので、やはり再塗装が必要です。
塗装できない外壁材
外壁材の種類によっては、塗装できない場合や塗装が難しい場合があります。多くは、製造時に特殊なコーティングが施されているサイディングです。
例えば、フッ素コーティング、無機コーティング、光触媒コーティングなどです。塗装したものではなく、特殊なコーティング処理を施しているため、耐用年数が長くなりますが、外壁塗装工事で使われているような塗料をコーティングの上から塗装してもすぐに剥がれてしまうことがあります。
特殊なコーティング処理を施したサイディングの場合は、10~20年たった後も劣化症状が出ていない場合もあります。
サイディングの塗り替え時は、コーティングされているのかどうかがポイントです。塗装する前に必ず外壁塗装業者に点検や調査を依頼してコーティングの有無を確認しておきましょう。
クリア塗装もおすすめ
意匠性の高いサイディングを使っている場合は、お気に入りのデザインを変えたくない場合もあります。通常の塗料でサイディングに塗装すると、繊細なデザインも全て塗り潰してしまうことになります。
元々のデザインや色などをそのまま残したい場合は、顔料を使用しない透明の塗料で「クリア塗装」を実施することをおすすめします。
クリア塗装の場合は、サイディングの状態が良好であることが重要で、色あせがひどく、補修箇所が多い場合は通常塗料での塗装に代えたほうがいいでしょう。
また、光触媒塗料などの親水性の高い塗料で塗装した塗装面にはクリア塗装は不向きです。同じように表面がツルツルした金属系サイディングの場合もクリア塗装が難しいといわれています。
クリア塗装をお考えの場合も塗装業者とよく打ち合わせを行い、サイディングへの塗装ができるのかどうかをよく検討してから塗装工事を実施するようにしましょう。