外壁塗装工事で目にする価格表はどう見る？施工内容のポイント

外壁塗装工事の価格表を見たことがあるでしょうか？

詳細を見ると、細かすぎて何が何だかわからなくなってしまいますが、ポイントを絞ってから見直しすると、他社との見積もり内容とも比較しやすくなります。

今回は、外壁塗装工事の価格表の見方や施工内容のポイントについてご紹介していきます。

見積もり項目別の価格相場を見てみよう！

外壁塗装工事の見積書や施工に関する細かい内容を見ても、素人にはあまりわかりにくい点が多いので、最初から細かい内容を見るのはやめておきましょう。

それよりも、ポイントを絞って見たほうが、わかりやすくなります。

見積書で見るべき重点項目といえば、仮設足場工事、外壁塗装工事、付帯部塗装工事、コーキング工事、高圧洗浄作業といった項目です。

塗装工事は、塗料の単価にもよりますが、60～100万円の費用がかかるというのが一般的です。

施工単価の目安（１平米あたり）

仮設足場工事 700～900円

外壁塗装工事 下塗りが600～1,000円、上塗りと中塗りで800～2,000円

付帯部塗装工事 500～1,500円

コーキング工事 500～1,000円

高圧洗浄作業 200～400円

あくまでも目安ですが、他社の見積もり内容と比較するには、これらの5つのポイントに絞ったほうがシンプルでわかりやすくなるでしょう。

長泉町の外壁塗装ガイド

外壁塗装工事の価格表の見方

一般的な相場がわかったら、次に価格を決めるいろいろな要因について細かくみていきましょう。

塗装回数

外壁塗装工事は、３回塗りが基本です。

下塗り、中塗り、上塗りといった3つの工程がはっきりと分かれており、使用する塗料の種類や工法などもきちんと分かれていますので、よく確認してください。

塗装面積

図面や延べ床面積などから計算して算出することができますが、実測で計って出すほうが確実です。

しかし、実測と計算で出した数値が違いすぎる場合は、原因を探って間違いがないかどうかをよく確認してください。

外壁面積の計算式は、

延べ床面積×1.1～1.3（係数）

で誰でも簡単に算出することができます。

下地処理

外壁の素材や状態によって、作業内容も大きく異なります。

高圧洗浄、ケレン、コーキングやセメントの補修など、必要な下地処理はきちんとやってもらう必要がありますので、しっかりとした判断が必要です。

打ち合わせでも確認漏れのないようにすべきですし、なぜその作業が必要なのかどうかをしっかりと確認してください。

付帯部の塗装

外壁部分以外の付帯部の塗装も忘れてはならないでしょう。

塗装していない箇所があると、その部位だけが古くなってしまい、防水や防風性能が落ちて、雨漏りの原因にもなることがあります。

付帯部は、細かいパーツにわかれていますので、注意が必要です。

コーキング工事

外壁材がサイディングであった場合は、防水目的のために目地部分のコーキングの打ち替えといった補修工事が行われています。

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