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清水町の外壁コーキング
一番最初に傷む外壁コーキングは定期的に補修を!
現在よく使われているサイディングボードは、住宅の外壁材の9割以上を占めています。外壁コーキングも古くなると傷みますが、住宅の中では一番最初に傷む部位と考えておきましょう。
早いと5~7年で外壁コーキングの補修や打ち替え工事が行われているからです。
定期点検や訪問販売業者から指摘されて初めて気づく
外壁コーキングは、柔らかいゴムのような素材です。サイディングボードとサイディングボードの間の隙間・目地を埋めるために充填されています。
コーキング材は、緩衝材のような存在ですが、隙間をしっかりと埋め、雨水の浸入を防ぐなどの防水効果もあります。
こんな劣化症状が見つかったら補修が必要
外壁コーキングの劣化症状は、プロが見て判断すべきですが、居住者や建築に詳しくない方でもわかる場合があります。定期点検は必要ですが、気になったら補修業者に点検や補修の相談をするようにしましょう。
コーキング補修は、外壁塗装工事と同時に行われることが多いので、見積内容でもきちんとコーキング補修について確認するようにしましょう。
・剥離して隙間ができる
外壁材とコーキング材が剥離してわずかな隙間ができることがあります。強い衝撃を受けると、コーキング材の接着強度が耐え切れずに、剥離することがあります。しかし、プライマーの施工不良や3面接着による施工でも隙間ができることがあります。
・コーキング材に切れ目が入る(破断)
コーキング材と外壁材の間ではなく、コーキング材に細いひび割れや切れ目が入ることがあります。
こうした劣化症状は、コーキング材が寿命を迎えていますので、全てのコーキング材を交換する「打ち替え」工事を実施します。5年以内で破断症状が見つかったら、もっと寿命が長く耐久性のあるコーキング材に代えてもらいましょう。
ひび割れが大きくなると、後ろにある下地部分が見えることがあります。これはコーキング材の厚み不足によるものです。厚みがないので、裂け目が大きくなって下地部分が見えてしまいます。
・コーキング材の欠落
劣化症状がひどくなると、コーキング材も欠落して一部なくなってしまった状態になっています。発見したらすぐにコーキング補修を行うようにしましょう。
プライマー塗布などの下地処理が甘かった時や耐久性のないコーキング材を使用していた場合に早期にコーキング材が欠落することがあります。
プライマーの塗布をしっかりと行い、できる限り耐久性の高いコーキング材を選ぶことが重要です。