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DIYで塗ったベランダ床が剥がれたら?既存塗膜の撤去と防水改修の判断基準

公開日:2026年10月20日 カテゴリー:外壁・防水のメンテナンス

DIYで塗ったベランダ床が剥がれても、すぐに防水層の全面改修が必要になるとは限りません。まず確認したいのは、剥がれているのがDIYの塗膜だけなのか、元のトップコートや防水層まで傷んでいるのかという点です。

ただし、密着不良を起こしたDIY塗膜の上から新しい塗料を重ねても、下に残った塗膜から再び剥がれることがあります。既存塗膜を完全に撤去するには手間と費用がかかり、防水層を傷めるおそれもあるため、簡単に塗り直せるとは限りません。

この記事では、戸建住宅で多いFRP防水のベランダを中心に、「経過観察」「下地処理を行った再塗装」「別工法による防水改修」の判断基準を、市川塗装の施工経験と実際の再剥離事例を交えて解説します。

最初に知っておきたい判断の目安

  • 経過観察:DIY塗膜だけが剥がれ、元のトップコートや防水層が健全であれば検討できます。
  • 再塗装:残す塗膜の付着状態と新しい材料の適合性を確認できれば選択肢になります。ただし再剥離リスクは残ります。
  • 防水改修:防水層自体に損傷がある場合や、旧DIY塗膜に起因する再剥離を抑えるため別の方法が合理的な場合に検討します。

実際の対応は、既存床・排水・下地の状態を施工業者が確認して判断します。

DIYで塗ったベランダ床が剥がれたら、上から塗り直せる?

剥がれの原因になっている塗膜を残したまま、上から塗り直すだけでは改善しない場合があります。新しい塗料が十分に密着しても、その下のDIY塗膜が元の床面から剥がれれば、新しい塗膜も一緒に剥がれるためです。

プロ用塗料でも、下に残ったDIY塗膜の密着力は回復できない

例えば、FRP防水の上にある既存トップコートへ、ホームセンターで購入した塗料をDIYで塗ったとします。そのDIY塗膜が十分に密着していなければ、さらに高性能なトップコートを塗っても、弱い塗膜と元のトップコートの境界から剥がれる可能性があります。

大切なのは新しい塗料の性能だけではありません。新しい塗料を支える既存塗膜が、下地にどの程度密着しているかも、改修の安定性を左右します。

DIY塗膜・既存トップコート・FRP防水層は別のもの

FRP防水の床にDIYで塗り重ねた場合、次のような層構成になっていることがあります。

DIY塗膜と既存トップコートの密着不良による剥離位置を示したFRP防水床の模式図
DIY塗膜が既存トップコートから剥がれる位置を示した模式図です。床下地は木質系などの場合もあり、図のコンクリート状の表現は一例です。実際の層構成や剥離位置は建物・施工履歴によって異なります。

DIY塗膜だけが剥がれた場合と、元のトップコートやFRP防水層まで傷んでいる場合では、必要な補修内容が変わります。

剥がれているのはDIY塗膜?防水層?放置しても大丈夫?

表面のDIY塗膜だけが剥がれ、元のトップコートと防水層が健全であれば、経過観察も選択肢になります。反対に、防水層そのものに割れや浮きがある場合は、表面を塗るだけで解決できるとは限りません。

剥がれた塗膜の裏側や、露出した床面が判断の手掛かりになる

市川塗装の現場では、すでに剥がれた塗膜の裏側の色や、剥離箇所に現れた床面の色・厚み・状態などを確認します。DIY塗膜の下から元のトップコートが現れているのか、さらに下のFRP防水層が見えているのかを推定するためです。

ただし、同系色の塗膜が重なっている場合などは、色だけで剥離位置を断定できません。この確認は施工業者が行うものであり、ご自身で無理に塗膜を剥がす必要はありません。

元のトップコートが健全なら、急いで全面改修する必要はない場合も

DIYで追加した塗膜だけが剥がれ、元のトップコートがしっかり残っているなら、美観上の問題にとどまっていることがあります。防水層に損傷がなければ、すぐに大掛かりな工事をせず、状態を見ながら補修時期を考えることもできます。

一方、元のトップコートまで失われてFRP防水層が露出している場合は、表面保護の回復が必要かどうかを確認します。経過観察できることと、無期限に放置してよいことは同じではありません。

また、防水層が健全でも、めくれた塗膜や剥がれた破片が排水口付近に集まると、雨水の排水を妨げるおそれがあります。浮いた塗膜が歩行の妨げになっている場合も、経過観察とは別に必要な対処を検討します。

防水層の割れ・浮き・床のたわみがある場合は早めに確認

FRP防水層の割れや浮き、ガラス繊維の明らかな露出、歩行時の大きなたわみ、漏水が疑われる状態などでは、防水層や下地の補修が必要になる場合があります。

FRP防水そのものの劣化症状と工事時期については、ベランダFRP防水のメンテナンスと補修判断で詳しく説明しています。

DIYで塗ったベランダ床はなぜ剥がれる?

市川塗装の現場経験では、DIY塗膜の剥がれを考えるうえで、塗料・プライマーの選び方と、既存床への下地処理が特に重要です。DIYで塗ったから必ず剥がれるのではなく、素材と使用材料、施工条件の組み合わせによって結果が変わります。

床材に合わない塗料やプライマーを使用している

ベランダの床には、FRP防水のほか、モルタル・コンクリート、ウレタン防水、塩ビシート防水などがあります。見た目が似ていても、適合する塗料や下塗り材は同じではありません。

「ベランダ用」「床用」「防水塗料」と表示されていても、すべての既存防水面へ施工できるわけではありません。素材に合わない塗料やプライマーを選ぶと、十分な密着性を得られず、剥離につながることがあります。

研磨・清掃など、必要な下地処理が不足している

FRP防水面に塗り重ねる場合、既存塗膜の状態を確認せずに施工すると、汚れや劣化した塗膜の上に新しい塗膜をつくってしまうことがあります。

市川塗装では、採用する材料と現場の状態に応じて、研磨などの下地処理を重視しています。ただし、すべての製品で機械研磨やアセトン清掃が必須というわけではありません。必要な処理はメーカー仕様に従って判断します。

プライマー不要でも、下地処理まで不要とは限らない

FRP防水の改修用トップコートには、一定の条件下でプライマーや研磨を省略できる製品もあります。しかし、その場合でも、剥離した旧塗膜の除去や洗浄、乾燥など、指定された下地処理が必要になることがあります。

参考:カナヱ化学工業「カナヱ水性FRPトップ」の公式仕様。旧塗膜に剥がれがある場合は、脆弱な部分の除去と防水層の状態確認が求められています。

判断のポイント

「水性だから剥がれる」「プライマーを使っていないから施工不良」と一律に判断するのではなく、その床材に適合する製品を、指定された条件で施工したかを確認することが重要です。

剥がれたDIY塗膜は、どこまで撤去する必要がある?

再塗装する場合は、浮きや密着不良のある旧塗膜を取り除くことが基本です。ただし、残っているDIY塗膜をすべて撤去するかどうかは、密着状態や施工条件によって異なります。

元のトップコートと防水層が健全で、経過観察を選ぶ場合には、DIY塗膜を直ちに全面撤去する必要があるとは限りません。

不良塗膜は撤去する。ただし剥がれていない部分も確認する

目に見えて浮いている部分だけでなく、その周囲にも密着不良が生じている可能性があります。施工業者は目視や必要に応じたテープによる確認などを参考に、どこまで不良塗膜を取り除くかを検討します。

一方、見た目に剥がれていないだけで、将来も剥がれないとは判断できません。残す塗膜の状態と、新しい材料の適合性を別々に考える必要があります。

ベランダ床で浮いた既存仕上げ材をスクレーパーで取り除いている作業写真
ベランダ床の既存仕上げ材が浮き、剥がれた部分を取り除いている作業例。DIY塗装が原因と確認された事例ではありません。次の研磨写真とは異なる作業を示しています。

「剥がれた塗膜の撤去」と「床全体の研磨」は違う

既存塗膜に対する主な作業の違い
作業目的
不良塗膜の撤去剥がれ・浮きがある塗膜を取り除く
研磨・下地調整残す塗膜や再塗装面を、採用材料に適した状態へ整える
再塗装必要な範囲に新しい保護塗膜を形成する
電動サンダーでベランダ床を研磨し、再塗装に向けた下地調整を行っている作業写真
ベランダ床の電動サンダーによる研磨作業。研磨による下地調整と、既存DIY塗膜の全面撤去は同じ作業ではありません。

市川塗装では、一部の塗膜が剥がれている場合でも、床全体の研磨や再仕上げを検討することがあります。全面を研磨することと、既存DIY塗膜を全面撤去することは同じではありません。

全面撤去は手間・費用が大きく、防水層を傷めることもある

DIY塗膜が強く付着している部分まで完全に撤去しようとすると、作業量が増え、費用も大きくなる場合があります。研磨や撤去の方法によっては、その下のFRP防水層を傷めるおそれもあります。

市川塗装の現場見解

DIY塗膜の密着が不安定な床では、完全撤去が難しいこと自体が、その後の改修の大きな課題になります。撤去できる範囲、残る塗膜の状態、費用、防水層への影響を確認し、再塗装が合理的か、別の改修方法が適しているかを考えます。

DIY塗膜を残して再塗装できる?再剥離のリスクは?

既存DIY塗膜の一部を残して再塗装できる場合はあります。ただし、残した塗膜の密着力まで改善できるわけではありません。施工前には材料の相性と、旧塗膜自体の付着状態を分けて判断します。

既存塗膜が不明な場合は、水性材料を検討することがある

DIYで使用された塗料の製品名が分からないこともあります。市川塗装では、そのような場合、溶剤系塗料が既存塗膜を軟化・縮れ・膨れさせる可能性を考慮し、水性の下塗り材や仕上げ材を検討することがあります。

ただし、FRP防水面用の水性塗料なら、どのようなDIY塗膜の上にも施工できるという意味ではありません。既存DIY塗膜の材質や付着状態が不明な場合は、施工可否を慎重に判断します。

旧塗膜の密着性と、新しい塗料との適合性は別の確認事項

例えばFRP防水のトップコートにDIY塗装を重ねた床では、①新しく塗る塗料とDIY塗膜の密着性と、②DIY塗膜と元のトップコートの密着性を分けて考えます。①に問題がなくても②が弱ければ、DIY塗膜ごと剥がれる可能性があります。

施工業者は、必要に応じて目視、テープによる簡易的な剥離確認、材料の適合性確認などを行います。しかし、テープで剥がれなかったからといって、数年後まで密着することが保証されるわけではありません。

不良部分を撤去し、必要な下地調整を行ったうえで再塗装する場合でも、下に残したDIY塗膜が後から剥がれる可能性を考慮する必要があります。

部分撤去でも全面再塗装する場合がある

撤去するのは不良部分だけでも、色や仕上がりの均一性、既存塗膜の状態などを考えて、床全体を再塗装することがあります。撤去範囲・研磨範囲・再塗装範囲は、必ずしも一致しません。

再塗装を見送る方がよい場合もある

旧DIY塗膜の広い範囲で密着が不安定な場合や、新しい材料との適合性を確認できない場合は、無理に再塗装を行わない判断もあります。その際は、防水層の状態に応じて経過観察や別の改修方法を検討します。

再塗装で理解しておきたいこと

「新しい塗料が密着した」ことと「その下のDIY塗膜が将来も剥がれない」ことは別です。再塗装を選ぶ場合は、残存塗膜に起因する再剥離リスクも含めて説明を受けましょう。

再塗装しても剥がれる場合、別の防水工事は必要?

DIY塗膜が繰り返し剥がれるだけで、必ずしも全面防水改修が必要になるわけではありません。防水層が健全かどうか、見た目の改善をどの程度希望するか、再剥離リスクをどこまで抑えたいかによって選択肢が変わります。

経過観察・表面再塗装・別工法を目的に合わせて選ぶ

01|経過観察

DIY塗膜だけが剥がれ、元のトップコートと防水層が健全で、見た目の変化を許容できる場合の選択肢です。状態の変化があれば補修時期を再検討します。

02|不良塗膜の処理と再塗装

既存塗膜の状態と材料の適合性を確認でき、仕上がりを改善したい場合の選択肢です。ただし、残した旧DIY塗膜から再剥離する可能性があります。

03|別工法による防水改修

旧塗膜の密着不良が広範囲にある場合や、再塗装では安定した改修を期待しにくい場合に検討します。防水層・下地の損傷がある場合も候補になります。

既存DIY塗膜の影響を抑える別工法も検討する

市川塗装では、繰り返す再剥離への対応として、既存DIY塗膜の付着力への依存をできるだけ減らす改修方法を検討することがあります。候補には、新たな下地を設けるFRP防水、条件に合うウレタン防水、塩ビシート防水などがあります。

ただし、ウレタン防水の通気緩衝工法は既存下地に接着する部分を持つ仕様もあり、採用するだけで旧塗膜の問題を解消できるわけではありません。塩ビシート防水の機械的固定工法も、固定先の強度や防水納まりを確認する必要があります。

参考:サラセーヌ「通気緩衝AV工法」の公式仕様。下地と部分的に密着する構造の例であり、DIY塗膜が残る床への施工適合を保証するものではありません。

下地を新設してFRP防水を行う場合も、床の強度、固定方法、追加荷重、排水勾配、ドレン、サッシ下端、防水立上りの高さなどを確認しなければなりません。

例えば既存床の上に新しい下地を重ねると、床の高さが変わります。その結果、排水口との高低差や、窓・サッシの下で確保できる防水の立上り高さ(壁側に防水層を立ち上げる部分)が変わることがあります。雨水を適切に流せるか、雨水の浸入を防ぐ納まりが確保できるかも重要な判断材料です。どの工法も、既存床を確認せず一律に採用できる方法ではありません。

FRP防水層自体が傷んでいる場合は補修範囲が変わる

FRP防水層の損傷が局所的であれば部分補修を、広範囲であれば全面的な防水改修を検討します。床に大きなたわみがある場合は、表面の防水工事だけでなく下地の補修・改修も必要になることがあります。

再剥離が起きた理由と、防水層の補修が必要な理由を分けて考えることが、過剰な工事を避けるうえでも重要です。

市川塗装で実際にあったDIY塗膜の再剥離事例

市川塗装では、DIY塗装したFRPベランダの剥がれを再塗装で補修した後、数年経過して旧DIY塗膜側から再び剥がれた経験があります。新しく塗った塗料の下に残る塗膜が、改修後の安定性に影響することを示す事例です。

施工前:DIY塗膜が点状に剥がれ、徐々に範囲が広がっていた

お客様がホームセンターで購入した塗料を使い、FRP防水ベランダをご自身で塗装されていました。その後、床の塗膜が点状に剥がれ、年数の経過とともに剥離箇所が増えていたケースです。

下地処理の不足が原因の一つとして疑われましたが、DIY施工時の詳しい作業内容や使用製品は確認できていないため、原因を断定するものではありません。

改修時:できる範囲で研磨し、水性プライマーと水性塗料で再仕上げ

外壁塗装工事に合わせて、ベランダ床を可能な範囲で研磨し、水性プライマーと水性塗料で再仕上げしました。施工前には、残した既存DIY塗膜からの再剥離について、保証の対象外になることを説明しました。

施工後2〜3年:旧DIY塗膜側から再び剥離した

実際に施工から約2〜3年後、旧DIY塗膜側から再び剥がれが生じました。事前に説明した保証対象外の不具合でしたが、このときは市川塗装の判断で一度無償補修を行い、その後の補修は有償になることをお伝えしました。

これは個別の対応事例です。すべての工事で同様の無償補修を行うという意味ではありません。また、2〜3年という期間はこの事例での経過であり、同じ方法で塗装した床が一律にその期間で剥がれるという意味でもありません。

この施工経験から分かること

この事例で重要なのは、再び剥がれたのが、新しく塗った仕上げ塗膜の表面ではなく、その下に残っていた旧DIY塗膜側だったという点です。水性塗料を選んだこと自体が再剥離の原因だったと断定するものではありません。

新しいプライマーや塗料を用いて再仕上げしても、その下に残したDIY塗膜が元の床面から剥がれれば、再剥離が起こります。表面の塗り替えで対応するか、費用をかけて別の防水改修を行うかは、防水層の健全性、再剥離の許容度、費用対効果を踏まえて判断する必要があります。

DIY塗膜の補修費用・保証で注意したいこと

DIY塗装後の改修費用は、ベランダの面積だけでは決まりません。既存塗膜の撤去・研磨がどの程度必要か、防水層や下地に問題がないかによって作業内容が変わります。

見積書では「撤去」「研磨」「再塗装」の範囲を分けて確認する

工事を依頼する前に理解しておきたい内容
項目確認したい内容
既存塗膜の撤去密着不良の部分だけか、広い範囲を撤去するか
研磨・下地調整再塗装する床のどこまで処理するか
新しい仕上げ部分塗装か全面塗装か、使用する材料は何か
防水層の補修表面塗装だけか、防水層や下地の工事を含むか
追加工事工事中に新たな損傷が判明した場合の説明と費用
保証新規施工部分と、残した旧DIY塗膜に起因する不具合の扱い

撤去費用や防水改修費用は実際の状態と施工仕様によって異なります。見積もりに含む作業範囲を明確にし、追加工事が必要な場合は内容と費用について事前に説明・合意することが大切です。

旧DIY塗膜からの剥離は、保証対象外になる場合がある

市川塗装では、既存DIY塗膜を残して施工する場合、残した旧塗膜が元の床面から剥がれ、その影響で新しい塗膜も剥がれた不具合は保証対象外となることを、工事前に説明します。

これは新しく施工した部分のすべてを保証対象外にするという意味ではありません。新規施工に起因する不具合と、既存DIY塗膜の密着不良に起因する剥離を区別し、実際の保証条件を契約前に確認することが重要です。

相談時は、分かる範囲でDIY塗装の履歴を伝える

DIY塗装を行った時期、使用した塗料名、剥がれ始めた時期、過去の防水工事の有無などが分かれば、改修方法を検討する手掛かりになります。塗料名が分からなくても相談は可能です。

ご自身で無理に塗膜を削ったり、剥離剤を使用したりすると既存防水層を傷めるおそれがあります。施工の可否や撤去範囲は、専門業者による現地確認をもとに決めましょう。

まとめ|剥がれたDIY塗膜は、防水層の状態と再剥離リスクを分けて判断

  1. 元のトップコートと防水層が健全なら、経過観察できる場合があります。剥がれたからといって、直ちに全面防水改修を行う必要はありません。
  2. 不良塗膜の撤去と、床全体の研磨は別の作業です。DIY塗膜の全面撤去は難しい場合があり、再塗装では旧塗膜からの再剥離リスクが残ることがあります。
  3. 再塗装が適さない場合は、別の改修方法も検討します。ただし、別工法の採用可否は、既存塗膜・防水層・床下地・排水などの条件によって決まります。

参考資料・記事の確認事項

下地処理や防水工法には製品ごとの適用条件があります。次のメーカー公式資料を参照しました(最終確認:2026年10月21日)。

※これらは材料・工法の一般的な仕様を示す参考資料です。特に上記の塩ビシート防水資料は屋根防水の一般仕様であり、DIY塗装済みのFRPベランダへ、そのまま施工できることを示す資料ではありません。実際の採用には、既存塗膜、下地、固定方法、排水や立上りなどの納まりについて個別に確認する必要があります。

既存DIY塗膜の完全撤去が難しい場合の判断、再塗装での注意点、施工後2〜3年で再剥離した事例、保証条件に関する内容は、市川塗装代表者へのヒアリングに基づいています。実際の改修方法・材料・保証内容は現地状況と個別の契約条件によって異なります。

ベランダ床の塗膜剥がれ・防水改修のご相談

DIYで塗装したベランダ床の剥がれは、既存塗膜と防水層の状態によって適した対応が変わります。市川塗装では現地の状況を確認し、必要な工事範囲や改修方法についてご案内します。

PROFILE
プロフィール写真
市川 明彦
AKIHIKO ICHIKAWA
1級建築塗装技能士・2級建築士|複数の職場で建築塗装・建物メンテナンスの経験を積む。雨漏り診断士・戸建住宅劣化診断士・窯業サイディングメンテナンス診断士の資格も保有。現場で得た知識や判断基準を分かりやすく公開し、誠実な情報発信に取り組んでいる。
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