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ダイワハウス外壁材別メンテナンス完全ガイド
― 耐用年数・費用相場・点検時期・長寿命化の専門知識 ―
ダイワハウス住宅に「計画的メンテナンス」が不可欠な理由
結論から言うと、ダイワハウス住宅は高耐久設計である一方、
外壁材の種類ごとに「適切な時期・工法・注意点」を守らなければ、本来の性能を発揮できません。
大和ハウスは、
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鉄骨造「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」
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木造「xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)」
などの高性能住宅において、独自仕様の外壁材・防水構造を採用しています。
そのため、一般的な戸建て住宅と同じ感覚での外壁メンテナンスは、劣化の早期進行や保証トラブルにつながる可能性があります。
大和ハウスの主要外壁材と高耐久設計の考え方
採用されている代表的な外壁材
ダイワハウス住宅で多く採用されている外壁材は以下の通りです。
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窯業系サイディング(DCウォール/DXウォール 等)
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高意匠サイディング「ベルサイクス」
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タイル外壁
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塗り壁・モルタル仕上げ
中でも代表的な高耐久外壁材が
「ベルサイクス」 と 「DXウォール」 です。
高耐久でも「完全メンテナンスフリー」は存在しない
ベルサイクスは深彫り意匠と高耐候塗装「KIRARI+」により、
外壁材本体の耐用年数は約20〜30年とされています。
DXウォールは、光触媒コーティングによる
**セルフクリーニング機能(汚れが付着しにくい構造)**を備えています。
しかし、どれほど高性能な外壁材でも
以下は避けられません。
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シーリング(目地・サッシ周り)の経年劣化
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防水性能の低下
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紫外線・熱による塗膜劣化
つまり、外壁材本体より先に「防水ライン」が劣化するのがダイワハウス住宅の特徴です。
外壁劣化のサインと最適な点検・塗り替え時期
見逃してはいけない劣化の初期症状
以下の症状が確認できた場合、外壁メンテナンスの検討時期です。
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チョーキング現象
指で触ると白い粉が付着 → 塗膜樹脂の劣化サイン

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カビ・コケの発生
含水率上昇 → 防水性低下の前兆

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シーリングの亀裂・肉やせ・剥離
雨漏りリスクが急激に高まる

塗り替え・補修の目安年数
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窯業系サイディング・塗り壁:10〜15年
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ベルサイクス・タイル外壁:
本体は長寿命だが、シーリングは約10年前後
15年点検は「分岐点」
大和ハウスでは15年点検を節目に、
有料メンテナンス工事を実施することで
建物・防水保証が15年延長される制度があります。
ダイワハウス外壁塗装の費用相場と高額になりやすい理由
外壁塗装の平均相場(参考)
施工事例ベースでは、
外壁塗装のみ:118万円〜180万円(平均約150万円)
費用が高くなりやすい構造的要因
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目地・シーリング量が多い
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建物規模が大きく足場・付帯部点数が多い
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ベランダ・笠木など防水補修が同時発生しやすい
外壁材別|耐用年数・メンテナンス方法・注意点
窯業系サイディング(DC/DXウォール)

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耐用年数:15〜20年
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塗装目安:10〜15年
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注意点:難付着仕様のため専用下塗り必須
ベルサイクス

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耐用年数:20〜30年
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特徴:深彫り意匠+高耐候塗装
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注意点:
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目地が多くシーリング費用が増えやすい
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塗装時は意匠を潰さない高度な施工技術が必須
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タイル外壁

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耐用年数:30〜50年
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本体塗装:原則不要
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必須メンテナンス:目地シーリングの打ち替え
塗り壁・モルタル
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耐用年数:10〜15年
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特徴:デザイン自由度が高いがクラックが出やすい
技術的に重要なメンテナンスポイント
シーリング工事の要点
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三面接着の回避(必須)
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ボンドブレーカーの正確な施工
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ジョイナービスの増し締め・交換
塗料選定の考え方
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外壁材との付着性確認が最優先
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推奨耐久塗料
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フッ素:15〜20年
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無機:20年以上
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環境条件に応じて遮熱・防カビ機能を選択
築年別の構造リスク
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2000年以前の直張り工法:膨れ・剥離リスク
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鉄骨造特有のヒートブリッジ現象は欠陥ではない
業者選びで費用対効果を最大化する
メーカー vs 専門業者
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メーカー:保証延長が有利だが高額
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専門業者:30〜50%安くなるケースあり
コスト削減の具体策
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足場工事の同時施工
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火災保険の適正活用
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相見積もり(3〜4社)
トラブル回避のポイント
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不自然な大幅値引きに注意
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ダイワハウス外壁の施工実績重視
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DIYは非推奨(国家資格レベルの技術)
まとめ|ダイワハウス外壁を長持ちさせる最終チェック
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高耐久塗料で再塗装サイクルを延ばす
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外壁が綺麗でもシーリング劣化は別問題
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保証延長と費用対効果を比較し最適な選択を
【専門家の視点】
外壁塗装は「見た目を綺麗にする工事」ではなく、
建物を守る防水性能を再構築する工事です。
特にダイワハウス住宅では、下地処理と密着性を誤ると
本来15年以上もつ塗料が7年で劣化するケースもあります。
長期的視点での業者選びこそが、住宅寿命を左右します。













































