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函南町のALC施工
塗装メンテナンスが重要な鍵となるALC施工
ALCといえば、軽量で耐久性が高く、さらに耐火性・断熱性に優れた外壁材です。
他のサイディングボードやモルタル外壁などの主流の外壁材と比べても、機能性や耐久性の面でもより優れた部材として注目されています。
しかし、デメリットや弱点もありますし、メンテナンスを怠ると、逆に経年劣化が早くなり、傷んで使えなくなってしまいます。
ALC施工を検討している場合は、どんなによい外壁材であっても、他の外壁材とは異なる特徴があり、施工後も塗装などのメンテナンスをしっかりと行う必要があることを知ってください。
ALC施工を実施した後に注意すること
外壁材としてALC施工を採用した場合は、その後のメンテナンスには特に注意しなければなりません。施工時にもかなりの初期費用がかかりますが、施工後もしっかりと手を入れていなければ、他の外壁材と同じように経年劣化が進んでいきます。
ALCパネルは、サイディングよりもサイズの小さなパネルで施工するため、つなぎ目が増えてしまうことから、つなぎ目のシーリング材からの雨漏りの発生リスクが高くなります。
このような理由から、シーリング材には高耐久性の製品を使用する必要があり、点検を実施して早めに雨水の浸入を防ぐ必要があるでしょう。
防水性の低さはALC施工の弱点
ALCパネルは、内側の気泡が軽量化や断熱効果を高めるために役立っていますが、逆に吸水性が高くなってしまうため、耐候性の面に関してはデメリットになっています。
気泡部分には水や湿気を含みやすく、膨張や収縮を繰り返すとひび割れが発生します。
このデメリットを解消するために、防水性の高い塗料での塗装を行う必要があります。
ALC施工を長持ちさせるポイントは防水性の高い塗装とシーリング材の点検
ALC外壁材の塗装には特に注意しなければなりません。
防水性や弾性の高い塗料での塗装が必要です。
ALCパネルの寿命に合わせた長寿命の塗料での塗装を行うと、メンテナンス回数を減らすことができます。
同時にシーリング材の点検も必要です。シーリング材には高い耐久性のある部材を使用することはもちろんですが、施工箇所が多いので適切な施工による十分な厚みのあるシーリング材の充填が必要です。
ALC施工での外壁材を選択すると、塗料もシーリング材もグレードの高い製品を使用することになりますが、ALC外壁材そのものが高価で耐久性の高い部材ですので、それに付随して使用する部材にも同じような耐久性が求められることに注意してください。
ALC施工であっても、5~10年ごとに住宅の総合点検や塗装・部分補修などのメンテナンスは不可欠です。