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- 外壁補修|裾野市須山十里木高原S様邸
裾野市須山十里木高原で外壁塗装をしている市川塗装です。
外壁補修のご依頼をいただきました。塗装が剥がれているので補修したいとのご要望でした。調査をした結果、寒冷地のサイディング壁によくある凍害だとわかりました。サイディング壁の貼り方には、直貼り工法と、通気工法があります。直貼りは下地のコンパネに隙間なく密着させて貼っていきます。通気工法は、下地と密着させず通気できるように、10cm程度隙間を作って貼っていく工法です。直貼り工法は、いろいろと不具合がでたため今ではやらない工法ですが、2000年以前の建物は直貼りが主流でした。
直貼りの何が問題なのかというと、シーリングの切れ目から水が入ったり、結露や湿気で内部に水が入ったときに、隙間なく密着しているのでスムーズに外部に水を排出することができません。そのため吸水しやすいサイディングの裏側が、いつも含水している状態になります。氷点下になる寒冷地ではその部分が凍って膨張してしまいます。膨張して体積が増えるので壁が破壊されてしまう現象です。
この場合の補修は、内部の水分をスムーズに外部に排出させられるように、外壁を通気工法で貼りなおすしかありません。それなりの金額になってしまう工事ですので、予算がなく見栄えだけ整えたい場合は、ガルバリウム鋼板を上からかぶせてしまうといった工法もあります。剥がれる場所が少ない場合には効果的ですが、全体に剥がれてきた場合は、張り替えをお勧めします。市川塗装では、サイディングの張り替え、金属サイディングの張り替えも施工しております。
(施工前)
(施工後)
このたびは弊社にご依頼いただき誠にありがとうございました。今後とも末永く、市川塗装を宜しくお願いいたします。
屋根の葺き替え、カバー工法、防水工事、塗り替えの市川塗装|沼津市、三島市、御殿場市、裾野市、長泉町、小山町、函南町
AKIHIKO ICHIKAWA