外壁塗装に適した季節があった!
外壁塗装は、築10年~15年もたてば、必ず必要になるメンテナンスです。そして、外壁塗装に適した季節もわかっています。特に気候が安定した雨が少ない秋の10~11月頃が最も適した季節だとされています。
雨が多い、6月~7月の梅雨の時期は、外壁塗装を行う場合は十分注意が必要な時期です。経験豊富で保証を提出してくれる業者であれば問題ありませんが、いい加減な業者を選んでしまうと早期の塗装の剥がれなどが発生する可能性が高くなります。
原則、一年中、外壁塗装はできますが、地域の特性や気候によりベストな季節があると考えてください。最適な季節に外壁塗装をするには、あらかじめ計画的にメンテナンスを計画することが大切です。
他の時期や雨の時期がダメな理由
梅雨の時期は、塗ろうとしている外壁の塗料が雨水についてしまうと、塗料が流れてしまいます。塗料を塗った後は、必ず乾燥させる工程があります。一工程ごとに一日かけて塗装する場合もありますので、メーカー推奨の乾燥時間はしっかりと確保しなければなりません。
きちんと塗料が乾くと、塗膜が出来、紫外線や雨水などの自然環境から保護する機能が発揮されます。乾燥中の塗料が水に弱いため、雨の多い時期、雨風が激しい時期の塗装は中止になることがあります。
春の季節は、暖かくなる季節です。塗料も乾きやすくなります。雨期に入る前に外壁塗装するなら春の季節しかないでしょう。
夏の季節は、雨が多い時期です。また、気温が上昇し、職人の体力の消耗も激しくなります。地域により、台風の時期と進路に重なることもあります。地域の特性や天候をよく知る塗装業者でないと手際のよい塗装作業はできないでしょう。
冬の季節は、塗料を乾燥させるための十分な時間が取れないことがあります。雨は少なくなりますが、雪が降る地域では、積雪前に塗装作業を終える必要があります。
AKIHIKO ICHIKAWA