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三島市の外壁塗装で使われる塗料の種類と特徴|無機・フッ素・シリコンを徹底比較
三島市の外壁塗装における塗料選びの重要性
三島市は静岡県東部に位置し、富士山を望む自然豊かな地域です。しかし、湿度が高く、台風の影響や沿岸部からの塩害など、外壁にとっては過酷な自然条件も多く存在します。
このような環境下では、塗料の選定が建物の美観や耐久性に大きく影響します。外壁塗装を行う際、「どの塗料を選ぶか」が今後のメンテナンス費用や快適な暮らしを左右します。
塗料のグレードの違いとは?
外壁塗装に使用される塗料は、主に以下のようなグレードに分類されます。
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アクリル塗料:安価だが耐久性が低い(耐用年数:5~7年)
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ウレタン塗料:比較的安価で扱いやすい(耐用年数:8~10年)
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シリコン塗料:現在の主流でバランスが良い(耐用年数:10~13年)
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フッ素塗料:高耐久で光沢が長持ち(耐用年数:15~18年)
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無機塗料:最高グレード。超高耐久(耐用年数:18~25年)
その中でも、今回は「三島市でよく使われる」シリコン、フッ素、無機の3種を中心に詳しく解説します。
シリコン塗料の特徴
現在もっとも多く使用されているのが「シリコン塗料」です。価格と耐久性のバランスに優れており、多くの住宅で採用されています。
【主な特徴】
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耐用年数:10~13年
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価格帯:1㎡あたり2,500~3,500円程度
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汚れに強く、撥水性が高い
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紫外線や雨風への抵抗性があり、カビや藻がつきにくい
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初期費用を抑えつつ、それなりの長期耐久が期待できる
【こんな方におすすめ】
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「初期費用を抑えつつも、そこそこ長持ちしてほしい」
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「10年後くらいに再塗装を考えている」
フッ素塗料の特徴
フッ素塗料は、官公庁施設や高層ビルなどで使用されてきた高機能塗料。住宅にも広まりつつあり、コストより性能を重視する方に人気です。
【主な特徴】
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耐用年数:15~18年
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価格帯:1㎡あたり3,800~4,800円程度
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高い防汚性と紫外線耐性
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光沢が長持ちし、美観が長続きする
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防カビ・防藻性能も非常に高い
【こんな方におすすめ】
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「長持ちしてほしいから少し費用がかかってもいい」
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「外壁の再塗装回数を減らしたい」
無機塗料の特徴
現在、最も高性能といわれているのが無機塗料です。鉱物などの「無機物」を主成分とすることで、燃えにくく、紫外線や熱に極めて強いのが特長です。
【主な特徴】
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耐用年数:18~25年(最長クラス)
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価格帯:1㎡あたり4,500~6,500円程度
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色あせに非常に強い
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カビ・藻の発生を抑制
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耐候性が極めて高く、塗膜劣化が少ない
【こんな方におすすめ】
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「もう20年は塗り替えたくない」
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「建物を次世代まで残したい」
三島市の気候と塗料の相性
三島市は、年間を通じて降水量が多く、夏場の湿気、冬場の冷え込みもあるため、以下の性能が求められます。
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高い耐候性
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防カビ・防藻性能
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紫外線に強い塗膜
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塩害対策(沿岸部エリア)
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長期的なコストパフォーマンス
これらを考慮すると、「無機塗料」や「フッ素塗料」が最も相性が良く、安心して長期間住まうことができます。
市川塗装での施工事例から見る傾向
市川塗装では、以下のようなニーズに応じて塗料を選んでいます。
【選ばれる塗料の傾向】
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シリコン塗料:30代~40代の子育て世帯に人気(価格重視)
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フッ素塗料:築15年以上の住宅や、二世帯住宅に多く採用
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無機塗料:ハイグレード志向の方に特に支持されている
また、艶感についても「5分艶」や「3分艶」など、お好みに応じた塗装も対応可能です。
耐用年数と費用の比較
外壁塗装でよく相談されるのが「どの塗料がどれくらい持つのか」「費用はどのくらいかかるのか」という点です。ここでは、主要塗料3種(シリコン・フッ素・無機)の耐久性とコストを比較します。
【耐用年数と価格目安】
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シリコン塗料
耐用年数:10~13年
費用相場:1㎡あたり 約2,500~3,500円 -
フッ素塗料
耐用年数:15~18年
費用相場:1㎡あたり 約3,800~4,800円 -
無機塗料
耐用年数:18~25年
費用相場:1㎡あたり 約4,500~6,500円
選ぶ塗料によって初期費用は変わりますが、長期的には塗り替え回数が少なく済むほど総費用を抑えられる可能性があります。
ライフサイクルコストの考え方
30年というスパンで住まいを維持していく場合、どの塗料が結果的に安くなるのかを試算してみましょう。
【シミュレーション(30年住む場合)】
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シリコン塗料:3回塗装(90万円×3回)=270万円
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フッ素塗料:2回塗装(120万円×2回)=240万円
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無機塗料:1回塗装+軽補修(160万円+補修20万円)=180万円
必ずしも初期費用の安さが「お得」になるとは限りません。建物を長持ちさせる点でも、無機塗料の優位性は高いといえます。
ツヤの種類と印象の違い
塗料には「ツヤあり」から「ツヤ消し」までさまざまなタイプがあり、外観の印象に大きく影響します。
【ツヤの種類】
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ツヤあり(100%)
→ 新築のような光沢。明るく映える仕上がり。 -
7分艶・5分艶
→ 落ち着いた印象。人気が高い。 -
3分艶・ツヤ消し
→ マットな仕上がり。重厚感や自然な雰囲気に。
【選び方のポイント】
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モダンな住宅や白系の外壁にはツヤありが好相性
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和風住宅や濃色系には5分艶~ツヤ消しがおすすめ
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実際の見本板を屋外で確認してから選ぶのが確実
塗料選びで失敗しないコツ
塗装工事後に「思った色と違う」「もっと耐久性のある塗料にすればよかった」と後悔する方も少なくありません。
【チェックリスト】
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耐用年数とコストのバランスを理解する
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色・艶は実物サンプルで確認する
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業者が推奨する塗料のメーカーや実績を確認する
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保証内容や施工後のアフター対応を確認する
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シーリング材や下地処理も含めて総合評価する
三島市でよく使われる塗料メーカー
市川塗装では、以下のような塗料メーカーをよく採用しています。
【主な塗料メーカー】
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日本ペイント(パーフェクトトップ等)
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エスケー化研(プレミアムシリコン、プレミアム無機)
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関西ペイント(アレスシリーズ)
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KFケミカル(KFワールドセラシリーズ)
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AGCコーテック(ルミステージシリーズ)
色持ち・光沢・耐久性などメーカーによっても差があり、使用目的や住宅の条件によって選定します。
市川塗装のおすすめ塗料プラン
【スタンダードプラン(シリコン塗料)】
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耐用年数:約12年
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費用目安:80~100万円(30坪住宅)
【ハイグレードプラン(フッ素塗料)】
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耐用年数:約16年
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費用目安:110~130万円
【プレミアムプラン(無機塗料)】
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耐用年数:約20~25年
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費用目安:130~160万円
※すべて高圧洗浄・足場・シーリング打ち替え・養生・付帯部塗装含む参考価格です。
塗料選びは「資産価値」にも影響する
三島市では土地と建物の資産価値を維持するために「塗料の選び方」が注目されています。
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外観が美しい=査定評価にプラス
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適切な塗料=雨漏り・劣化防止につながる
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高耐久塗料=次の塗装までの期間が延びる=維持費の節約
仮に将来売却を考えている場合でも、見た目の良さと管理状態の良さは査定金額に直結するため、無機やフッ素などの高耐久塗料は大きなメリットになります。
塗装前の無料診断も活用しよう
市川塗装では、施工前に無料で「外壁診断」「シーリング劣化診断」「屋根点検」などを実施しています。
【無料診断の内容】
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チョーキング(塗膜劣化)チェック
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ひび割れ・剥がれ・浮きの確認
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コーキングの硬化・破断チェック
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付帯部(雨樋・破風板等)の色褪せやサビ確認
診断結果に基づいて、最適な塗料や施工内容を提案することで、ムダな費用を抑えた外壁塗装を実現できます。
まとめ|後悔しない塗料選びを三島市で
外壁塗装で使用する塗料は、単なる「色の選択」ではなく、今後10年・20年と建物を守る大切な「資産投資」です。
【まとめ】
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三島市の気候には、耐久性・防水性の高い塗料が最適
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シリコン・フッ素・無機、それぞれの特徴を理解して選ぶ
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長期的なコストや資産価値も考慮する
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業者任せにせず、見積内容や保証も確認する
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実際の事例や診断結果を元にした提案が信頼できる
市川塗装では、年間300棟を超える実績と、無機塗料の全国表彰歴を持つ信頼の技術力で、あなたの住まいを長く美しく守ります。