ブルー系を選んだ時の外壁塗装色の注意点
出典:http://mhome-jiturei.jugem.jp/
前回の記事では、青やブルー系の色を少し詳しく取り上げていましたが、これらブルー系の色には多くのメリットがあることをご説明しました。
見るだけでもリラックス気分にさせて人を落ち着かせる心理効果を持ち、どんな種類の外壁にも合わせられるのは、ブルー系ならではの色の特徴です。
ブラウンやベージュ、黒、白以外で、使い勝手がよくて他の色にもよく合わせられる特徴を持つ色を探されている方もたくさんいらっしゃいますので、ブルー系の色も忘れずに検討対象に入れるようにしてください。
しかし、どのような色を選ぶにしても、基本を押さえた色選びを行うために注意して頂きたい点がいくつかあります。
そこで、今回はブルー系の色を外壁塗装色に用いる際の注意点についてお伝えしていきます。
まず、サッシの色に目を向けてよく注目してください。
色合わせの原則からすと、ブルー系にはブロンズ系の色を持つサッシの色は合わないと言われています。
よくわからかい、ピンと来ないという方は、実際に青系のサンプル色を持って行って、サッシの色に近づけてみると合わないということが実感できるでしょう。
しかし、お住まいに使われているのが、白か黒のサッシになっていたら、逆にブルー系の外壁塗装色はオススメできます。
また、色の濃度にも注意してみてください。
色が淡すぎると、塗り上がって最終の仕上げが完了した後に、日光との関係で真っ白に見えやすいので、汚れが目立ちやすくなってしまうという悪いほうのデメリットが生じます。
ブルー系の色を選びたい場合は、カラーサンプルで見た色合いよりも、少し濃くしたり、暗くしたりしたブルーを選ぶと、屋外で見た時にちょうど良い感じになることが多く、上手にまとめられるコツです。
今回は、ブルー系の色を選ぶ際には、ブロンズ系のサッシの色とブルーの色の濃度の関係に特に注意してほしいということを簡単にご説明してきました。
ブルー以外を選択する場合でも、サッシの色と色の濃度の問題をクリアしなければならない点は、欠くことのできない重要なポイントとなっています。
塗装色選びでは、時間をかけて比較検討することが必要で、専門家の意見を参考にしながら、よく考えたうえで不安を減らした状態で塗装業者に塗装工事を依頼するようにしましょう。
色選びの基本や原則に従って慎重に手続きを進めると、トラブルや失敗が少なくなって、塗装が終わった後も満足度の高い結果になることが多くなります。
AKIHIKO ICHIKAWA