私たちは静岡の沼津・三島地域を中心に 外壁塗装と屋根塗装、屋根カバー工法、外壁張り替え、防水工事などを行っています。外壁、屋根に関することなら何でもご相談ください!

　前回は、塗料の種類の１つである油性塗料についてお話し、油性塗料は塗料としての質が高いということをお伝えしました。今回は、もう１つの塗料である水性塗料についてご説明させていただきます。

　水性塗料は、油性塗料で使われる有機溶剤のデメリットを補完するために生まれました。水性塗料は塗料を主に水で溶かしているので、油性塗料ほど人体に悪い影響はありません。ただ、塗料を安定させるために水の他に若干有機溶剤も使っているので、人体に無害というわけではないので、そこは勘違いしないようにしておきましょう。ですので、水性塗料を使用する際も風通しの良い環境であることが必須です。

　水性塗料のメリットとしては、油性塗料に比べて臭いが少なく、保管もしやすいです。また、有機溶剤の量が少ない分、価格も安めです。

　ただ、もちろんデメリットもあります。まず、水性なので油性塗料よりも耐用年数が短くなってしまうことです。また下地が水をはじく物質だと塗装できません。そして、雨の日は塗料が浸透しにくいです。

　いかがでしたでしょうか？外壁塗装をする際は、塗料のおおまかな種類とその特徴を理解した上で、塗料選びをするようにしましょう。

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PROFILE

市川 明彦
AKIHIKO ICHIKAWA

塗装技能士・建築士｜複数の職場で建築物の塗装・メンテナンスの経験を積み、先代である父の塗装店を2005年に引き継ぐ。塗装技能士・建築士に加えて、雨漏り診断士・戸建住宅劣化診断士・窯業サイディングメンテナンス診断士も保有。 情報を公開し、活動において開かれた姿勢を持つことで、信頼と誠実さを築くという理念を掲げて活動している。