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函南町の屋根カバー工法
屋根カバー工法の一般的な作業の流れ
屋根カバー工法のことを知るなら、具体的な作業内容を知ることがとても重要です。
こちらでは、一般的な屋根カバー工法の作業の流れについて簡単にご紹介していきます。
具体的な作業が理解できると、一つひとつの作業にも深い意味があることがわかるでしょう。
足場の設置や撤去作業など
足場の組み立てや養生シートの設置
屋根の上での作業が主となることから、まず最初にしっかりした頑丈な足場を組むことが重要です。
足場は建物に密着しているのではなく、雨樋や軒先から50センチほど離れたところに設置されています。
そのため、このスペースには何も物を置かないようにしてください。
足場を設置した後は、養生シートを建物を囲うように張っていきます。
古い屋根の上の棟板金や雪止め金具の撤去
古い屋根の上の棟板金を撤去します。
さらに、その下の木製の棟下地・貫板も取り外し撤去します。
古くなると、鉄部の錆びや木材の腐食が見られることが多いので、必ず撤去しています。
古い屋根の雪止め金具は、屋根カバー工法の邪魔になってしまうので、平らな状態にするために、切断し撤去します。
防水シートや新しい屋根の設置
防水シートの張り付け
防水シートは、軒先から棟に向かって敷き詰めていきます。
雨漏りを防ぐためにも新しい防水シートは、できる限り高品質で耐久年数の長い防水シートを使用してください。
鋼板チップに釘を打ち付けて古い屋根の上にしっかりと張り付けます。
屋根先端の軒先とケラバには金属製の板金を取り付けます。
新しい屋根材の張り付け
新しい屋根材は、屋根カバー工法では金属製の屋根がよく選ばれています。
張り付け時には、釘やビスを使って、等間隔に打ち付けていきます。
施工方法も横葺き、縦葺き、かん合式などさまざま方法がありますので、スキルの高い職人の判断によって最適な方法での施工が行われています。
棟板金等の取り付けや仕上げ作業
板金下地の取り付けや仕上げ作業
古い屋根の棟板金はすでに撤去してしまったので、今度は、屋根材を張り終えた後に、新しい棟板金の下地と新しい棟板金を取り付けます。
その後、換気棟を取り付けます。屋根カバー工法では、換気棟があると断熱性が高まり、屋根の耐久性がアップします。
また、細かい仕上げ作業としては、下屋根(げやね)には雨押え板金(あまおさえばんきん)を取り付け、雨漏りしやすい箇所には雨仕舞(あまじまい)を施します。