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長泉町の屋上防水マンション
耐久性が高く大型マンションの屋上防水に最適な「アスファルト防水」
屋上が陸屋根になっているマンションには必ず防水工事が施工されています。
防水工事の中でも最も耐久性が高くて丈夫な施工方法といえば、「アスファルト防水」です。
アスファルト防水は施工単価が高くなりますので、大型マンションや高層ビルの屋上など、長期間の耐久性が必要な場所に向いており、長期間使用することでコストパフォーマンスもよくなります。
耐久年数は15~25年と長期で優れたパフォーマンスを発揮するアスファルト防水
防水には無関係のように思えますが、アスファルトといえば、道路工事でもおなじみの耐久性の高い資材です。大規模なビルや大型マンションなど、面積が広くて施工に時間がかかるような場所でも、アスファルト防水工法ならだいたい一週間程度で施工できます。
屋上の広さが200㎡を超えるような場所なら、広範囲に施工しやすいシート防水やアスファルト防水を選んだほうがいいでしょう。
アスファルト防水は、施工実績数が多く、100年以上前から使用されてきたことから、特に防水に関する信頼性が求められる防水工事には、アスファルト防水がおすすめです。
アスファルト防水で採用されている代表的な施工法といえば、「熱工法」と「トーチ工法」の2種類がよく採用されています。
アスファルト防水は、施工時に熱を使います。
そのため、どうしても臭いが発生しますので、できる限り臭いの出ない工法を選んで施工されています。
臭いの少ない「トーチ工法」
防水シートの裏面に液状のアスファルトをコーティングしています。
施工時は、ピンポイントで使用できるトーチバーナーを使い、シートの裏面を炙りながら表面のアスファルトを溶かして屋根部分に接着していきます。
アスファルトの独特の臭いの発生が少ないので、多くのマンションやビルの屋上防水工事では、トーチ工法による防水工事を選んだほうが安心です。
代表的なアスファルト防水工法の「熱工法」
代表的なアスファルト防水工法は、施工実績の多い「熱工法」です。
専用の溶融釜(ようゆうがま)を使って施工しています。
溶融釜とは、アスファルトコンパウンドを溶かすために現場に設置される大きな釜です。
この溶融釜でアスファルトを熱して液状にした後、柄杓で撒きながら防水ルーフィングを張り付けていくような施工工法です。
施工時は、アスファルトを溶かすときに独特の強い臭いが発生することから、住宅地などのマンションなどの屋上防水工事ではあまり使用されなくなってきています。
アスファルト防水工法は、他の施工法に比べて耐久年数もあり、20年を超えるような長期の使用が可能なことから、1年あたりのコストでは他の防水工法に比べても最も優れています。