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長泉町の屋根塗装遮熱
遮熱塗料で屋根塗装をした時の冬の遮熱効果はどうなる?
街角やホームセンターなどでも遮熱塗料による屋根塗装をおすすめするケースが増えてきています。
しかし、遮熱塗料は、夏の室温上昇を抑える点に関しては大きな効果がありますが、太陽の光が弱くなる冬場においては、どのような効果があるのでしょうか?
ちょっと疑問に感じませんか?
「もしかしたら、通常よりも寒く感じるのではないか?」
と疑問に思うのも無理はありません。
そこで、今回は、冬の時期の遮熱塗料の効果について解説していきます。
遮熱塗料は夏の時期に最も効果的に機能が働く!
遮熱塗料を屋根に塗装すると、日中の太陽光を効率よく反射して、赤外線の吸収を抑えてくれます。それだけでも室内に伝わる熱を防ぎ、室温上昇を抑制する働きがあります。
しかし、これが寒い冬の時期になるとどのような効果になるのでしょうか?
もしかしたら、室温が下がってしまうとお考えになるかもしれませんが、夏の室温の低下する効果に比べると、冬の時期の室内の温度の低下はごくわずかです。
その理由が、次にご説明する夏と冬の日中の日射角度の違いによるものです。
冬の時期は日射角度が低い!
太陽の日射角度は「南中高度」とも呼ばれていますが、夏と冬とでは大きな差が出てしまいます。
日射角度の最高は夏の「夏至」の頃です。この時期は、日射角度も80度近い高さにまで上昇します。
一方、冬の時期に日射角度が最低になるのは、「冬至」の時期です。冬至の時期は、日射角度も約31度前後にまで下がっていますので、上からではなく、横から太陽の光が当たるようなイメージをしていただくといいでしょう。
日射角度の違いは、日本が北緯約35度の地点にあることから生まれる差です。
冬場は外壁のほうに光が当たりやすい
冬場は、太陽の光が横方向から当たるような形です。
そのため、屋根の上ではなく、外壁のほうに太陽の光がよく当たります。
イメージしやすくすると、外壁や窓の方向から室内に太陽の光が差し込みやすくなっています。
遮熱塗料で屋根塗装をしていた場合、冬の時期の遮熱効果は限定的です。
日射角度が低いために、横からお部屋に差し込む太陽の光が多く、朝や夕方にも差し込みますので、それほど気温が低下することはない、ということです。
冬の時期は、南のほうのお部屋で太陽からの光をよく採り入れるようにすれば、お部屋の中が寒くなることも少ないでしょう。
また、遮熱塗装に関しては、屋根は遮熱塗料で塗装したとしても、外壁は通常の塗料でも問題ない、ということになるでしょう。