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清水町のクラック補修
外壁塗装で行われるクラック補修とは?
外壁塗装前には、塗装面を平滑にし、ひび割れ(クラック)からの塗料の吸い込みを防止するためにも正しいクラック補修が行われています。
外壁や塗膜にできるクラック(ひび割れ)は、経年劣化すれば必ず生じるものですが、定期点検時に発見したら補修していますし、外壁塗装前の下地処理でもしっかりと補修されています。
クラックの症状に応じた適切な補修
外壁面にクラックを発見したら、症状に応じて適切な補修を行っています。使用する補修材には、シーリング材の他、接着力の強いエポキシ樹脂も使われています。
クラック補修は主に0.05mm以上の幅のひび割れに対して行われています。はっきりとした基準はありませんが、
幅が2.5mm未満のクラックには「ダイレクトシール工法」、幅が15mm未満のクラックには「U字(V字)カットシール工法」、幅が15mm以上のクラックには「自動式樹脂注入工法」が行われています。
「ダイレクトシール工法」
症状が軽い小さな幅のクラックに対する補修方法です。
クラックの状態はそのままで、クラック付近の清掃を行った後に直接エポキシ樹脂やシーリング材を注入して補修を行う工法です。注入量が多すぎた場合は、余分な樹脂を拭き取って平らにします。
「U字(V字)カットシール工法」
クラックの幅が大きくなると、奥にまでエポキシ樹脂やシーリング材が行き渡らないため、電動カッターを使用して、クラックをU字やV字などに加工した後にシーリング材を注入します。注入前には溝の部分にプライマーを塗布し、接着力を高め、補修した箇所が剥がれないようにしています。
この工法は、電動カッターや電動サンダーなどを使った本格的なクラック補修です。
「自動式樹脂注入工法」
クラックが大きく長い場合は、「自動式樹脂注入工法」で補修を行います。クラックが大きいので、複数設置した注入口から、ゴムの圧力でエポキシ樹脂接着剤を同時に自動で注入していきます。
この工法では、クラックの奥にまでエポキシ樹脂接着剤が行き渡りやすいようになっています。エポキシ樹脂接着剤の注入前にはクラック全体にシール材を塗布し、しっかりと乾燥させます。
クラックの幅に対応した粘度のエポキシ樹脂接着剤があります。
シール材やエポキシ樹脂接着剤の使用量が多いので、乾燥時間が長くなり、施工時間が長くなるというデメリットがあります。
この工法によるDIY補修は素人には難しい場合がありますので、自己判断せずにクラック補修の専門業者に施工の相談をしてください。
クラックが大きいと基礎や構造などにも問題がある場合がありますので、部分補修だけでは解決しない場合もあるからです。