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清水町の屋根塗装防水
ウレタン防水は屋上の屋根塗装に最適
屋根や外壁の塗装において、ウレタン塗料といえば、シリコン系塗料よりもグレードが低くて耐久性が今一つの塗材としてあまりよくない印象もありますが、屋上陸屋根やベランダ・バルコニーの防水工事では、取り扱いも簡単で低価格で施工できることから、よく採用されており、決してダメな塗料というわけではありません。
今回は、屋根などの防水工事において実施されているウレタン防水について解説していきます。
塗る防水だから下地を選ばず施工も容易なウレタン防水
ウレタン防水で使う塗材は、ウレタン塗料とは少し異なり、防水工事用に作られた製品となります。
プライマーなどの下塗り材を塗布した後、液状のウレタンでできた塗料を塗布し、何度も塗り重ねて防水層を形成し、仕上げにトップコートを塗布して防水工事が終了します。ウレタン防水は、施工しやすく素材の価格も比較的低価格です。
しかし、塗布作業は手作業で行われることが多く、乾燥時間も必要です。均一に塗るには高い技術力が必要ですが、DIYで塗装作業を行うこともできます。
ウレタン防水は、防水工法の中では耐用年数が短いほうで、10年ももてば十分です。メンテナンスとしては、表面のトップコートの塗り替えを行うことで、長持ちさせることができます。
防水工事におけるウレタン塗料の取り扱いに関する注意点
・ウレタン塗料と他の塗料を混ぜて使うことはありません。
ウレタン防水では、トップコートに使用する塗料の他、塗布前にプライマーを塗布する工程がありますが、それぞれの工程で異なる塗料を混ぜないようにしなければなりません。
また、しっかりと乾燥できるだけの十分な時間を取る必要があるでしょう。塗装工程や乾燥時間などもしっかりと守ることが防水性能を高めるためにも重要です。
・濡れている状態では塗布できない
塗装面が濡れていたり、湿気で湿っていたりすると、塗料の機能が十分に発揮できなくなります。防水性能を十分に発揮させるためには、上記にある記載と同様に乾燥時間をしっかりと取って次の作業を行う必要があります。
・火の取り扱いに十分に注意する
塗装作業を中断して煙草を吸う方もいらっしゃいますが、ウレタン塗料は引火しやすいという性質がありますので、火気を近づけないようにしてください。
焦げ目がついたり、引火して火事になってしまったりすることがあります。DIYで作業を行う場合は、十分に注意しなければなりません。