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富士市の葺き替え工事
屋根葺き替え工事で選ばれている屋根材とは?
屋根の老朽化は、雨漏りや建物の傷みにつながるため、定期的に補修やメンテナンスが必ず行われています。
しかし、耐久性の高い屋根材といっても、古くなれば葺き替え工事が必要です。家の中にまで雨漏りしているようなら、早急に住宅内の調査を行い、補修工事か屋根の葺き替え工事を行うべきかを検討しなければなりません。
屋根葺き替え工事では、人気の高い屋根材もありますが、予算や耐久年数の他、施工実績などからみて選択できる屋根材も絞られていきます。今回は、葺き替え工事でよく選ばれている屋根材の特徴について解説していきます。
瓦屋根、スレート、ガルバリウム鋼板が多い
屋根の葺き替え工事では、瓦屋根が選ばれることが少なく、スレートやガルバリウム鋼板が増えています。瓦屋根の場合は、葺き直し工事で対応できるところもあります。軽量で耐久性の高い屋根材といえば、金属製のガルバリウム鋼板です。
瓦屋根
古民家や古い家屋などではおなじみの瓦葺きの屋根は、定番中の定番ではありますが、コスト面や重量がデメリットとなっており、新しい屋根材では軽量で安価なスレート屋根やガルバリウム鋼板などが増える傾向にあります。
また、葺き替え工事でも建物躯体の耐久性の低下から、軽量の屋根材を新しい屋根材に選ぶことになりますので、こちらもスレートやガルバリウム鋼板屋根材が多くなっています。
瓦は、屋根材の中でも最も耐久性が高い素材です。釉薬をかけて焼成した瓦は、陶器と同じ性質を持っており、色あせや破損、腐食などの経年劣化があまり進まないようになっています。
セメント瓦は、塗装が必要で陶器製の瓦ことは異なります。陶器瓦(和瓦)は、耐用年数も50年以上あり、屋根葺き替え工事では、同じ瓦を使った葺き直し工事が低価格で施工されています。
スレート屋根
セメントベースの薄くて軽い板状の屋根材です。コロニアルやカラーベストなどと呼ばれています。スレートは、瓦よりも軽量で低価格ですし、施工も容易です。形状が複雑な屋根にも対応できます。
スレートが選ばれているその他の理由としては、高い耐火性、高い耐腐食性、高いデザイン性を備えているからです。
耐久性や防水性を維持するために、10~15年に一度の塗装工事が必要です。ひび割れや破損した箇所から雨漏りすることがありますし、スレートが腐食して傷んでしまうからです。
ガルバリウム鋼板屋根
主成分はアルミニウムと亜鉛です。アルミ合金メッキ鋼板のことをガルバリウム鋼板と呼び、軽量で耐久性が高いという特徴を持つ屋根材です。外壁材にも使用できるため、そこそこの汎用性もあります。
トタン屋根に比べると同じ金属製でも錆びにくく、断熱塗料などで塗装すれば、断熱性を高めることができます。重さの面では瓦の6分の1の重量で、かなり軽いことからガルバリウム鋼板屋根材に葺き替えるだけでも耐震性が向上します。
ガルバリウム鋼板屋根は、断熱施工工事や防音工事などが別途必要になることがあり、屋根の葺き替え作業以外の部分で、施工コストが高くなることがあります。