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沼津市の住宅に必須の防水塗装
沼津市の住宅に必須の防水塗装
沼津市の商業地域のビルやマンションなどで使用されており、頑丈で高い耐震性を持つコンクリートにも弱点があります。コンクリートの弱点は、防水性能が低いことです。コンクリートの弱点を補うには、防水塗装が効果的です。
今回は、コンクリートに必要な防水塗装について取り上げています。
コンクリートはなぜ水に弱い?
コンクリートはアルカリ性の素材です。水に触れると中性化する性質を持っています。コンクリートが中性化すると、ボロボロになり強度が著しく低下します。
コンクリートは、強度を高めるために内部に鉄筋を通しています。コンクリートの中性化により、水分が浸入して鉄筋が錆びてしまうことがあります。
コンクリートが脆くなった後に鉄筋も錆びてボロボロになると、建物の耐久性や強度を維持することが難しくなってしまいます。耐震性も著しく低下しますので、丈夫なコンクリートであっても地震で倒壊する恐れが出てしまいます。
一度発生したコンクリートの中性化を止めることが難しいので、コンクリートには必ず防水塗装を施し、コンクリートの経年劣化を防ぐ必要があります。
屋上や外壁などに使われているコンクリートでも同じような劣化症状が出ますので、定期点検を欠かすことなく、部分補修と一緒に塗装のメンテナンスを行うようにしましょう。
コンクリートに使われている防水性の高い塗料
コンクリートへの防水塗装は、12~15年以上の耐久性の高いシリコン系やフッ素系の塗料を使用します。コンクリートなどのひび割れやクラックの起こりやすい素材には、弾性塗料が使われています。
弾性塗料は、通常の塗料よりも塗膜が厚く、ゴムのように弾力性や伸縮性があるので、軽度のクラック・ひび割れにも追従し、塗膜の剥がれや割れなどを防ぎます。防水性能も高まります。
コンクリートへの塗装色には無色透明の塗料が選ばれることが多いようですが、色あせや退色の状態がわかりにくいので、汚れが目立つようになったら、再塗装メンテナンスを行います。
戸建て住宅でも使われているコンクリート
コンクリートは、戸建て住宅にも使われています。屋上の陸屋根や外壁材以外にもベランダ・バルコニーなどにもコンクリートが使われています。
ベランダ・バルコニー部分でコンクリートを使用していると、雨にさらされて経年劣化によりセメント成分が流出し、コンクリートの結合が弱まって脆くなってしまいます。
コンクリートの中性化が進むと、簡単に補修できません。何よりも定期的な防水塗装や住宅の総合点検により、コンクリートの状態をよく見て、適宜必要な補修や塗装などのメンテナンスを実施するようにしましょう。