外壁塗装は仲介がなくてもOK?
外壁塗装業者選びは、塗装の品質や仕上り具合などを決定する重要なポイントです。業者選びで失敗すると大金をどぶに捨てるような結果になってしまうでしょう。ここでは、外壁塗装工事で仲介業者を使うべきか?使うとしたら、どのような点に注意すべきかについて解説していきます。
取次店などの仲介業者の仕事とは?
外壁塗装工事を請け負う業者は、塗装工事店の他にも取次を行う仲介業者や取次店などがあります。しかし、仲介業者では、営業マンが塗装工事の契約を取るだけで、自社施工を行っているケースは大変少ないといえるでしょう。
塗装工事店は、建築会社やホームセンター、リフォーム業者、工務店などからも仕事を請け負っていますので、自社で直接塗装工事を請け負う割合は、それほど多くはないと考えてください。
仲介業者を通すと、必ず中間マージンと呼ばれる仲介手数料や紹介料が発生します。最大40%にもなる仲介手数料が発生すると、工事料金も割高になってしまいます。しかし、仲介業者を使うメリットもありますので、決して値段だけでは決定せずに、複数の業者を使い分けるような形で塗装工事の相談を依頼するといいでしょう。
仲介業者を使うメリット
仲介業者は、塗装工事に限らず、総合的にリフォーム工事や補修工事の営業を行っています。そのため、外壁塗装工事以外にも屋根塗装工事や、水回り工事、内装工事などを一緒にして工事として提案してもらうことが可能です。
総合的にリフォームすると、価格も抑えられ、統一感のある工事になり結果として工事後の満足度も高くなります。また、仲介業者は、幅広く宣伝活動を行っており、チラシや店舗などでよく見かけることから、安心感があり、ブランド力も強くなっています。
直接塗装業者を探すのが面倒であったり、敷居が高いなと思ったりしている場合は、頼みやすい仲介業者を通じて塗装工事を依頼したほうがいいでしょう。
仲介手数料や紹介料の問題
大手企業に塗装工事を依頼すると、実際には下請け業者が仕事をしています。施工に関わる下請け業者の数が多くなると、中間マージンを多く取らなければなりません。そのため、仲介手数料や紹介料がかかってしまいます。40%近く仲介手数料や紹介料を取られることがありますので、ご予算に限りがある方は、地道に塗装専門店を探したほうがいいのかもしれません。
おすすめは外壁塗装専門店
中間マージンがないので、低価格で請け負うことができる外壁塗装専門店は、下請け業者として仕事を経験したこともある塗装職人も多く、仕事そのものはしっかりとやってくれます。
直接施工しているので、外壁や塗装に関しての知識や経験も豊富で失敗も少なく、業者選びを間違えなければ、最良の選択肢です。しかし、外壁塗装工事以外の水回り工事や内装工事などのリフォーム工事は請け負っていないこともあります。業者ごとに得意分野なども異なりますので、ご自身が探し求める塗装業者が見つける努力を惜しまないようにしてください。
AKIHIKO ICHIKAWA