機能性塗料を選ぶなら人気の高い遮熱・断熱・光触媒がおすすめ!
機能性塗料って知っていますか? 外壁塗装では、たいていの方は、一般的に使用されているシリコン系樹脂塗料を選んでいますが、グレードの高い塗料の中には、高い機能性を持つ特徴ある各種塗料が用意されています。ここでご紹介するのは、人気の高い遮熱・断熱・光触媒などの機能性塗料です。
機能性塗料とは?
機能性塗料は、通常の樹脂塗料に特殊な効果の出る機能を加えた塗料のことです。オリジナル塗料というと、詐欺に近い紹介をする塗装業者もありますので、よくわからないオリジナル塗料には手を出さないようにしましょう。
人気が高くこれまでの塗装実績が豊富で安全な機能性塗料といえば、遮熱・断熱・光触媒の3つです。この他にも防カビ性、防藻性、耐候性の高い塗料などがよく知られています。
お住まいの環境や求める効果に応じた機能性塗料を選び、塗装してもらいましょう。次に遮熱・断熱・光触媒などの各塗料の特徴について解説します。
遮熱塗料
遮熱塗料は、断熱塗料とよく似ていますが、よく比較されているように、その機能や効果は全く異なります。遮熱塗料は、その名のとおり熱を遮る効果があります。そして、熱を遮り、反射します。
太陽光からの熱は、赤外線によるものが多く、真夏の時期、塗装面が高温になり室内に熱が侵入するのを防ぎます。逆に冬の時期には、遮熱塗料の効果がないので、断熱塗料をおすすめすることになります。また、遮断熱の両方の効果を持たせた塗料も販売されています。
断熱塗料
断熱塗料は、外壁材や屋根材の内部に伝わる熱の量を減らす効果があります。熱を遮断する効果は、夏も冬も一年中その効果が持続しますので、一年を通じて光熱費を節約することができます。
夏は太陽光による熱、冬は室内の温められた空気を遮断し、室内を一定の快適な温度に保つことが可能です。高い機能性や節電効果により、断熱塗料は遮熱塗料よりも価格が高く、高い耐久性を持っています。
光触媒塗料
光触媒塗料は。低汚染性塗料に分類されています。光触媒効果により、屋根や外壁の表面に汚れが付きにくいという効果があります。
同じような効果を持つ塗料に親水性の高い塗料があります。光触媒塗料の場合は、塗膜に光が当たると化学反応が起こり、塗装面の汚れを分解します。
また、雨が降ることにより、分解された汚れを流していきますので、雨が降らない地域では、ご自身で水をかけたり、水で軽く洗浄したりする必要があるでしょう。太陽の光がよく当たるところやたまに雨が降るような地域ですと、光触媒塗料がおすすめで、いつもきれいな外観を維持することができます。
AKIHIKO ICHIKAWA