機能性塗料のご紹介!(遮熱・断熱・光触媒)
機能性塗料は、明らかに通常の塗料とは性質が異なり、特別な機能が付け加えられています。各種機能を持った機能性塗料で塗装すると、遮熱、断熱、防カビ、耐火性などの優れた効果が発揮され、お住まいを守ります。ここでは、遮熱・断熱・光触媒などの機能性塗料やその他の役立つ機能性塗料についてご紹介します。
機能性塗料とは?普通の塗料との違いは?
屋根や外壁に塗る塗料は、その塗膜が屋根材を保護しています。三度塗りで指示通りに乾燥させ、十分な厚さの塗膜により、想定された塗膜の保護効果が発揮されます。そして、塗料には、複数の種類があります。
例えば、遮熱や断熱性能の高い塗料、低汚染性を持った光触媒塗料の他、防カビ、防藻、防苔効果の高い塗料、耐候性の高い塗料などが存在します。ここでは、特に遮熱・断熱・光触媒などの各種機能性塗料の特徴についてご紹介します。
遮熱・断熱・光触媒などの各種機能性塗料の特徴
・遮熱効果
遮熱・断熱ともに熱に関する効果を発揮する塗料ですが、「熱に強い」のではなく、熱を遮断したり、跳ね返したりする効果がある塗料です。遮熱性を持った塗料は、熱を遮り、熱を跳ね返します。太陽からの赤外線を反射し、夏場の室内の気温上昇を防ぎます。
・断熱効果
断熱塗料は、屋根や外壁から熱が内部に伝わる量を少なくしてくれます。逆に内側の熱が外に逃げるのも防いでくれます。断熱塗料は、夏も冬も一定の温度を保つことができ、一年中快適に暮らせるというメリットがあります。
・光触媒
光触媒とは、光が当たることにより、その化学反応で汚れを分解します。雨が降るとその汚れを雨と一緒に流してくれます。光触媒塗料は、太陽の光がよく当たり、雨水がよく当たる場所のほうがその効果がよく発揮されます。大自然の力が建物の屋根や外壁をいつもきれいな状態に保ちます。
他にもあるオススメの機能性塗料!
・防カビ・防藻性の高い塗料
湿気の多い場所、日当たりの悪い場所には、防カビ・防藻性の高い塗料がおすすめです。外壁表面のカビや苔・藻の発生は、外壁表面よりも内部の腐食が問題となり、劣化を早めてしまいます。
しつこいカビや苔、藻が繁殖すると、菌が根をはりますので、なかなか洗い落すことができなくなります。あからじめ、防カビ・防藻効果の高い塗料を塗ったほうがいいでしょう。
・耐候性の高い塗料
日本は、一年の気候変動が激しい国です。雨風以外にも雪や雹、突風の発生、一日の気温の寒暖差も大きく、塗料も耐久性や耐候性の高い製品を選ぶ必要があります。
耐候性の高い塗料を選ぶと、防水性が高く、紫外線や温度変化にも強い塗膜が、厳しい自然環境からお住まいの屋根や外壁を守ってくれますので、建物に住んでいる人が快適に暮らせるようになります。
AKIHIKO ICHIKAWA