出典:http://www.afpbb.com/articles/-/3193343
一年の中でも塗装に適した時期があると言われています。塗装は、冬場よりも、春や秋に実施したほうがいいと言われていますが、繁忙期にも重なり施工金額も高くなります。冬が来る前の外壁塗装をおすすめする理由について解説します。
外壁塗装に適した季節がある
外壁塗装に適した季節は、4~5月の春の時期と9~10月の秋の時期であると言われています。実際に、この二つの時期は、塗装工事の依頼が最も多く繁忙期になっています。 その代わり、施工金額が通常時よりも上がる傾向が高くなります。
夏の時期は問題なく塗装できますが、暑さには十分注意する必要があります。
塗装に向いていない時期は、12~3月の冬の時期です。この時期の塗装業界は閑散期です。北海道や東北などの積雪の多い地域は、塗装作業が困難となります。 しかし、それ以外の雪の降らないエリアであれば、年間を通しての塗装作業が可能となっています。
塗装に適さない気候条件は冬期だけではない
冬の時期の塗装がダメという条件だけをみると、冬期は全く塗装できないことになってしまいます。もう少し細かく塗装できる条件を見ていくと、冬期でも塗装できるということがわかってきます。
もう少し細かい塗装条件を挙げると、 気温5度以上、湿度80%以下の条件下で施工するのが好ましい、 朝方の夜露、夕方の気温低下により、作業時間は他の季節よりも短いこと、 換気が十分になされていること、 などがあることがわかります。 これらの諸条件を見ると、冬期でも塗装作業が可能だということがよくわかります。
あえて冬の時期に塗装する場合の注意点
冬の時期の外壁塗装は、夜露や露があると施工作業ができないので注意が必要です。太陽が昇る時間が遅くなり、10時過ぎから塗装作業ができるようになります。日当たりが悪いと午後からしか作業を始めることができません。
塗装作業時は、メーカーが推奨する適切な量の塗料を塗布する必要があります。一度塗りではなく、薄く塗った後に乾燥させ硬化した後に塗料を塗り重ねていきます。乾燥時間はとても重要です。色ムラ・剥がれなどのトラブル防止のために、塗装面がしっかりと乾いた後に次の作業を行います。
塗装作業は、15時までが目安となります。 冬場の塗装は、腕のある職人、経験豊富な職人なら、問題なく行うことができ、料金も安く、作業も短時間で終了します。春や秋の時期は、前線による雨や台風の影響を受けることがあります。天気予報が外れると雨に遭いやすくなるので、いつも春や秋の時期が塗装に向いているというわけではないことを知っておきましょう。
AKIHIKO ICHIKAWA