カビや藻の発生が多い地域といえば沿岸部です。カビや藻が発生すると外観も悪くなり、建物が劣化します。防カビ塗料により、住宅の外観を美しく保つことができます。
防カビ塗料とは?
湿気の多い地域では、カビや藻が発生しやすくなっています。 カビや藻の発生は避けられない問題ですが、外壁にカビや藻が発生すると、人間の健康にも悪い影響を与え、喘息やアレルギーを発症させてしまう場合があります。
一度カビや藻が発生すると、簡単には洗い落とせません。カビや藻にも多くの種類があるからです。市販のカビ取り洗剤でも落とせない場合があります。防カビ塗料は、カビの発生を防いでくれます。 これはカビを死滅させる成分が塗料に含まれているからです。
メリットの多い防カビ塗料
防カビ塗料は、カビや藻の発生を予防する以外にもさまざまなメリットがあります。例えば、汚れに強いという点です。防カビ塗料には、汚れの付着を防ぐ効果もあり、有機物を栄養源とするカビの発生も抑えることが可能です。汚れ、カビ、藻の発生がなくなると、建物の美観を長期間保つことが可能です。
無添加の防カビ塗料は、他の塗料と混ぜて使うことができます。部分的に防カビ塗料を塗ることができますので、カビや藻の発生しやすい箇所とそうでない箇所に分けて防カビ塗料を塗ることができます。
防カビ塗料使用時の注意点
各メーカーにより防カビ塗料の機能性はいろいろあります。耐用年数も全く異なりますし、対応できる菌の数も異なります。
対応している菌が異なっていると、全く防カビ効果が発揮されないこともありますので注意が必要です。
防カビ塗料選びには、十分に注意したほうがいいでしょう。 防カビ塗料は、通常塗料よりも劣化が早く、5~6年に1回の塗り替えが必要だとされています。通常の塗料として使うことができますが、防カビ性能は5~6年で劣化してしまうので、頻繁に塗り替え工事が必要です。
例えば、アステックペイントの防カビ塗料なら、一般建築物から検出される57菌を含む500種類ものカビ、細菌、藻類に効果を発揮しています。一般のカビ取り剤や防カビ剤は、対応している菌の数がもっと少なく3~5種類でもJIS規格準拠とした製品として販売されています。
こうした点から、アステックペイントの防カビ塗料は、他の防カビ塗料に比べても、防カビ性能が高いことがわかっています。
そして、毒性もありません。食塩やカフェインよりも毒性がなく、口に入れたとしても健康に害はなく安全です。
AKIHIKO ICHIKAWA