私たちは静岡の沼津・三島地域を中心に 外壁塗装と屋根塗装、屋根カバー工法、外壁張り替え、防水工事などを行っています。外壁、屋根に関することなら何でもご相談ください!

外壁塗装工事の見積チェックポイントとは？

　外壁塗装工事の中でも見積書のチェックはとても重要なポイントです。ここでは、最低限知っておくべきポイントについて解説していきます。

塗料の種類や塗り回数

　塗料の種類やメーカー名、製品名などは、ネットで調べることができますが、見積書に記載されていない場合は、必ず確認しましょう。同じ塗料でも、グレードやランク、種類などが細かく分かれていますので、単価が確認できる情報を知るようにしましょう。

　塗料のグレードは、樹脂成分によって異なります。その他、色番や塗り回数、下塗り、中塗り、上塗りなどの各塗装工程で使用する塗料についてもしっかりと確認します。

塗装箇所、塗装しない箇所の確認

　見積書、契約書に記載のない塗装箇所は、別途費用がかかります。相見積りで塗装面積が異なる場合は、塗装箇所の再確認を行いましょう。例えば、雨戸、バルコニーの床、門扉、戸袋などを塗装してほしい場合、塗装の見積りで言い忘れやすい箇所です。逆に塗装しない箇所も確認することで、意見の相違の発生を防ぐことができます。

塗装工事以外の費用

　塗装工事では、塗装以外にもさまざまな諸費用がかかります。諸費用が概算で計上されている場合は、その内容を確認してください。直接塗装に関係のない工事といえば、足場、養生、マスキング、高圧洗浄、シーリング（コーキング）などです。見積りの単価と数量・面積などをしっかりと他社と比較して確認すべきでしょう。

塗装工事の相場費用や支払い条件について

　一般的な塗装費用相場は、塗料のグレードやランク、お住まいの地域の費用相場によってもかなりの違いがあります。適切な塗装相場を知るには、相見積りを行い、ご自身で正しい判断ができるかどうかがポイントになります。

　支払い条件は、工事前全額前払いという条件は少なくなっています。たいていは、工事完了後に全額支払うパターンです。業者によっては、契約時と工事完了後残金払いの2回払いで対応するところがあります。予算が足りない方は、事前にローンを組むことを塗装業者にも相談しておくようにしましょう。

　塗装工事に関する各ポイントについて確認したら、必ず書面にしてもらい業者と施主でお互いによく確認したうえで工事契約を結ぶようにしましょう。

　良心的な塗装業者になると、施主が正しく判断できるようにスタッフがしっかりとサポートする仕組みが整っているはずです。外壁塗装工事では、契約前に打ち合わせによる取り決めがしっかりと行われていると、工事中も工事後もトラブルが少なくなります。

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PROFILE

市川 明彦
AKIHIKO ICHIKAWA

塗装技能士・建築士｜複数の職場で建築物の塗装・メンテナンスの経験を積み、先代である父の塗装店を2005年に引き継ぐ。塗装技能士・建築士に加えて、雨漏り診断士・戸建住宅劣化診断士・窯業サイディングメンテナンス診断士も保有。 情報を公開し、活動において開かれた姿勢を持つことで、信頼と誠実さを築くという理念を掲げて活動している。