あなたを狙う悪徳塗装業者の巧妙化するダマシの手口
業界関係者以外の方は、塗装の業界や塗装についての知識は全くないはずです。いくら警戒していてもダマされる理由は、専門知識や経験の差が違いすぎるからです。施工費用が高額となる塗装工事は、悪徳業者が多い業界で、悪徳塗装業者の手口を事前に知ることでトラブルを回避できます。
悪徳業者を疑うポイント1:訪問営業・訪問販売
外壁塗装の訪問営業は、悪徳業者である可能性が非常に高くなっています。売りたいがための訪問販売員です。高いインセンティブ獲得を目指して、強力な人海戦術でお住まいの地域に営業をかけています。
評判の悪い業者もネットの口コミでは探すことができますが、突然訪問されると調べることができません。
よく聞いたことのない塗装業者ほど、強引で即決を狙うセールスを行います。その日に契約を結ばずに、一度断った上で早めに帰ってもらうようにしましょう。
悪徳業者を疑うポイント2:契約を急がせる悪徳業者
契約を急がせる悪徳業者も多数存在します。特に訪問営業と契約を急がせるパターンの組み合わせは要注意です。いずれも訪問したその日に決着をつけようとします。
その際、ありえないほどの多額の値引きを行うケース、工事原価や相場価格を大幅に下回っているケースがあれば、質の悪い材料を使っていたり、手抜き工事を行ったりする可能性が高く信用できません。
他にもキャンペーン中である、ご近所の方もやっている、など不安を煽るようなセールストークなら少し時間や距離を置いて冷静になって考えたほうがいいでしょう。
悪徳業者を疑うポイント3:工事費用が全額先払いの契約を結ばされる
外壁塗装の工事費用は、100万円以上かかることもあります。基本は工事が終わった時点で費用の全額を支払う業者が普通です。まだ工事が始まっていないのに、全額支払いを要求される場合は問題ありです。支払い方法は、先払いの他、一部代金の先払い、三段階に分けるといった方法もあり、手口が多様化しています。
悪徳業者を疑うポイント4:聞いたことのないメーカーのオリジナル塗料
オリジナル塗料の販売は、利益率も高いため製品開発力のあるメーカーと提携している塗装業者なら本物を使っています。オリジナル塗料の品質が確認できない場合、有名大手メーカーの塗料を選べない場合は使わないほうがいいでしょう。ただし、ネットにも情報公開されていて、価格相場や品質についても確認できるようであれば一定の品質を持つものと考えられます。
AKIHIKO ICHIKAWA