暑すぎる夏場の室内は遮熱塗装で解決!
冬の寒さはなんとか我慢できても夏の暑さには絶対に耐えられない、特に夏場の室内は蒸し風呂のようになってしまう!そんなお住まいにお悩みの方は、ぜひ塗装屋にお任せください。夏場の暑さ対策に最適な遮熱塗装をご紹介していきます。
夏の暑さから家を守る遮熱塗料
遮熱塗料の主な働きは、熱を遮ることです。日中の太陽からは、赤外線を含んだ太陽光が地上に降り注いでいます。屋根や外壁に遮熱塗料を塗ると、高い熱エネルギーを持つ赤外線を反射します。遮熱塗料を塗ると屋根の表面温度が15~25℃も下がると言われています。
室内への影響はもう少し少なくなり、体感温度では1~3℃ほど下がることになります。しかし、屋根の表面温度は60℃以上にもなることがありますので、遮熱塗料を塗るだけでも屋根の表面温度を大幅に下げることができます。
お住まいの環境に応じて遮熱塗装を行う
住宅の構造や間取りにより、日光を通しやすく暑くなりやすいお住まいになってしまっている場合があります。例えば、熱伝導率が最も高い金属屋根は、屋根がすぐに熱くなってしまいます。
スレート屋根は厚みが5ミリ程度ですので、熱を吸収しやすい屋根材です。吹き抜けの天井は、見た目が涼しいイメージはありますが、実際には冷房が効きにくく、熱い空気を室内に溜めてしまい、室内が暑くなってしまうことが多いようです。リビングが2階以上にあり、天井に近い場所にあれば、夏場はとても暑くなります。
遮熱塗料を選ぶときの注意点
遮熱塗料で黒や黒に近い色を選ぶと逆に赤外線などを吸収しようとする働きが強くなってしまいます。そのため、遮熱塗料の色はできる限り白い色に近い色を選ぶことが重要です。遮熱塗装は、1平米あたり3000~5000円が施工費込みの単価相場です。
予算や目的に合わせた塗料グレードから遮熱性能を持った塗料を選ぶことができます。塗装工事費用総額は、70~100万円程度ですが、屋根や外壁に塗装するだけで遮熱効果を得られることから、コスパを重視して、なおかつ年間の光熱費を抑えたい方におすすめです。
おすすめの有名な遮熱塗料といえば、
日本ペイントのサーモアイシリーズ、
エスケー化研のクールタイトシリーズ、
アステックペイントのシャネツサーモシリーズ、
などがあります。
下塗りにも遮熱機能を持たせた遮熱塗料やセラミック成分を配合した汚れがつきにくい遮熱塗料などがあります。また、日進産業のガイナは、遮熱性能と断熱性能の両方の機能を持っていますが、価格も最も高くなってしまいます。
AKIHIKO ICHIKAWA